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カナイノゾム研究室

聖書のメッセージや社会評論などを書いています。

リバイバル

日本伝道のブレイクスルー戦略(3)

kanai.hatenablog.jp kanai.hatenablog.jp [注]この論説は、日本イエス・キリスト教団 信徒局 教会教育室 が発行している『聖書教育教案誌 牧羊者』の「教師養成講座」に、筆者が連載している記事を転載したものです。 日本イエス・キリスト教団 信徒局 教…

御言葉は地の果てまで(ローマ10:16-21)

【聖書朗読】ローマ人への手紙10章16~21節 【説 教】「御言葉は地の果てまで」金井望牧師【今週の聖句】 その声は全地に響き渡り、 そのことばは地の果てまで届いた。 わたしは、わたしを求めない者に見いだされ、 わたしをたずねない者に自分を現した。 (…

日本伝道のブレイクスルー戦略(1)

[注]この記事の本文は、日本イエス・キリスト教団 信徒局 教会教育室 が発行している『聖書教育教案誌 牧羊者』の「教師養成講座」に連載する予定の原稿です。 日本イエス・キリスト教団 信徒局 教会教育室 序論 再生へのリビジョン 2016年9月27日から30日…

エキュメニカル運動略史

1.危機の時代と新しいポテンシャル 19世紀に欧米に起こった産業革命=工業化の波は、列強の帝国主義的侵略と植民地支配となって全世界に波及した。同時期に欧米のキリスト教に起こったリバイバリズム(大覚醒、信仰復興運動)は、多数の宣教団を生み出し、…

帝国主義と世界宣教

www.pewforum.org ピュー・リサーチ・センターの2011年の統計によると、世界には21億8千万人のキリスト教徒がいる。世界人口のおよそ3分の1がクリスチャンである。そのうちローマ・カトリックが半数で約11億人、プロテスタントは37パーセントで約8億人、…

「聖霊のバプテスマ」について

1.キリスト教用語としての「聖霊のバプテスマ」19世紀から20世紀にかけて、欧米のリバイバル運動やホーリネス運動、ペンテコステ運動で「聖霊のバプテスマ」という表現がよく用いられ、その体験が重視されました。日本のきよめ派(ホーリネス派)や聖霊派…

小島伊助 名言集

バックストン、ウィルクスに代表される松江バンド、日本伝道隊、そして日本イエス・キリスト教団の信仰の本質を、教団初代委員長・小島伊助師はズバリ断言しています。 「福音とはただ教理だけではない。福音とは何であるか、すなわち御子イエス・キリストで…

過疎地の教会は、どうしたらよいのか

極端かもしれませんが、仮想の例題を一つ。Y市は、かつて人口10万人を誇った炭鉱町でした。ところが、炭鉱が閉山した後、人口がどんどん減って、1万人を切るまでになりました。昭和の初期にH教団のN監督が、T牧師夫妻をその町に派遣しました。炭鉱が盛んだ…

聖徒の凱旋 -堀江優兄を偲んで-

私どもの教会では、ここ1~2年の間に、敬愛する兄姉が次々と天に召されました。どなたも主の恵みによって守られて、立派に天国に凱旋されました。分けても堀江優(まさる)兄の御召天は、特筆すべき教会の重大事と思います。 弱さのうちにこそ 2011年1…

幼児洗礼についてどう考えるか

幼児洗礼 - Wikipedia キリスト教には多くの教派がありますが、「洗礼」という基本的な儀礼に関しては、「幼児洗礼」を行う教派と行わない教派に大別できます(後者は、「成人洗礼」を行う教派と、洗礼を行わない教派に大別できます)。幼児洗礼とは一般的に…

関西聖書神学校と日本イエス・キリスト教団の信仰的立場について(日本イエス・キリスト教団のルーツ02)

1.聖書はこう言っている! 「ルターはこう言った。カルヴァンはこう言った。ウェスレーはこう言った。聖書はこう言っている」。 関西聖書神学校の初代校長であり、半世紀にわたって校長を務めておられた沢村五郎師は、このように教えておられた、と私は父…

福音派の礼拝は、なぜ貧しいのか(2)

Juan de Juanes(1523-1579) : The Last Supper 今回は礼拝の内容について考察してみましょう。 1.神に献げる犠牲か、神から受ける賜物か まず、聖餐論から始めます。主の晩餐=聖餐の礼拝は、初代教会において、ユダヤ教とキリスト教を分けた決定的な相違…

現代音楽の礼拝への導入について

私は、関西聖書神学校を卒業して、伝道者となってから、11年余りになります。初めに北海道岩見沢市で5年間、開拓伝道に従事。次に、鎌倉で3年間牧会。その後、神戸ルーテル神学校で2年間学びつつ巡回説教・牧会。そして現在、神戸で牧会2年目に入ってい…

福音派の礼拝は、なぜ貧しいのか

「福音派の礼拝は、なぜ貧しいのか」。これは古い伝統を持つ教会の礼拝と、いわゆる福音派の教会の礼拝、両方を体験した人から、よく聴く質問・疑問です。 礼拝の貧しさの主たる原因は、礼拝学の貧しさにあります。「そもそも神学校や実習教会で礼拝学をまと…

「救いの条件」使徒の働き15章1~12節

<金言> 私たちが主イエスの恵みによって救われたことを私たちは信じますが、あの人たちもそうなのです。 (使徒15:11) 新しいことを始める時にはトラブルが付きものである。しかし、それを恐れていては何事も進められない。初代教会に起こった「ブレイク…

バックストンの信仰と宣教(日本イエス・キリスト教団のルーツ01)

この歴史物語は英国人宣教師バークレー・フォウェル・バックストン(Barclay Fowell Buxton)の話から始まる。 バックストンは1860年8月16日に英国エセックスのレイトンストーン・ハウスに生まれた。彼の生まれ育った環境については、実姉のエレン・バックス…

歴史を学ぶ意義について(日本イエス・キリスト教団のルーツ・序文)

自分(たち)は、何者であり、時間的・空間的・社会的な全体像の中でどこに位置しており、どのような意味・目的を持っているのか。 このいわゆる「アイデンティティー(Identity)」を理解することは、人間にとって、個人であれ集団であれ、欠くことのできな…