読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

カナイノゾム研究室

聖書のメッセージや社会評論などを書いています。

沖縄で悲劇を繰り返さなさいために

今、NHKオンデマンドで「ドキュメント沖縄戦」が無料で公開されています。 www.nhk.or.jp ■ドキュメント沖縄戦 戦後70年にあたってNHK沖縄放送局が制作した、沖縄の地上戦の実態を克明に描き戦争とは何かを見つめ直したシリーズ。沖縄国際大学名誉教授…

日本宣教の根本問題

1.日本にキリスト教徒が少ないのはなぜか 今日、キリスト教徒は世界人口のおよそ3分の1を占めています。世界一の経済大国である米国では、キリスト教徒が人口の7割を占め、週に1回以上教会に行く人が5割近くいます。日本の隣国・韓国では人口のおよ…

徒然経済学01

筆者が大学で経済学を学んだのは、もう30年ほども前、バブル経済の末期でした。数学を駆使した数量経済学の最盛期でしたが、私は逆に「人間の行動なんてそんなに合理的でもないべ。なんか嘘っぽいな」と思いました。数学が好きじゃなかっただけかもしれま…

西早稲田のキリストムラ

出典 http://i.4travel.jp/travelogue/show/10532913「新宿区西早稲田2-3-18に集結する反日組織一覧表(随時更新)」という文書がネット上にあります。 新宿区西早稲田2-3-18に集結する反日組織一覧表筆者も早稲田奉仕園の施設を、たびたび使用させていただ…

なぜ日本はキリスト教を拒むのか(1)

豊臣秀吉がなぜ、伴天連を追放したのか。 徳川幕府がなぜ、あれほど激しく切支丹を迫害したのか。 明治政府がなぜ、国家神道を創ったのか。 敗戦後のキリスト教ブームが、すぐに去ってしまったのは、なぜか。それは、キリスト教宣教が、欧米列強の帝国主義的…

福音派と共産党の共闘?(3)

日本では国家機密が守れない。だから、米国から日本に重要な情報を送ることはできない。そのために、日米の防衛協力に重大な支障が生じている。だから、日本は秘密保護法を作らなければいけないーー。特定秘密保護法ができたのは、そのような事情があったか…

安倍首相「戦後70年談話」

政府は、14日夕方に開いた臨時閣議で、総理大臣の「戦後70年談話」を決定し、安倍総理がこれを発表しました。 戦後70年談話 【ノーカット版 1/4】(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュースheadlines.yahoo.co.jp 戦後70年談話 【ノーカット版 2/4】(…

政治的保守主義とキリスト教

1.聖書の政治思想は保守的である聖書の政治思想は基本的に保守的である、と私は理解しています。「保守主義」を「国家の権威・秩序・史的アイデンティティーを重視する思想と運動」と定義した場合ですが。 「カイザルのものはカイザルに、 神のものは神に…

戦争と平和をめぐる諸問題について

第6回日本伝道会議 神戸アナロギア社会委員会 研究発表「戦争と平和をめぐる諸問題について」レジュメ 金井 望(日本イエス・キリスト教団神戸大石教会 牧師) 日時 2015年7月21日(火)午後4時から 場所 活けるキリスト一麦西宮教会 【はじめに】 今回は…

天皇とは何か(1)

「天皇はキリスト教的神である」。小室直樹はこの本で、実にヤバイところを突いています! 小室直樹著『天皇恐るべし―誰も考えなかった日本の不思議』<NESCO BOOKS>文藝春秋, 1986年 天皇恐るべし―誰も考えなかった日本の不思議 (NESCO BOOKS) 作者: 小室…

帝国主義=グローバリズムと一体化したキリスト教の超克

kanai.hatenablog.jp kanai.hatenablog.jp この30年ほど、長い長い旅をしてきた。自分なりにいろいろなことを考えて、いろいろなことに挑戦してきた。それらはバラバラだと思っていたけれど、最近ようやく、すべてが一つにつながって見えてきた。「帝国主義…

中国宣教略史(1)

前回は、西欧、アフリカ、南北アメリカの視点から帝国主義とキリスト教宣教の歴史的問題について考察した。今回は、中国におけるキリスト教宣教の歴史を簡単にたどり、欧米の帝国主義が中国宣教に及ぼした影響について考察してみたい。 1.景教の流行と消滅…

帝国主義と世界宣教

www.pewforum.org ピュー・リサーチ・センターの2011年の統計によると、世界には21億8千万人のキリスト教徒がいる。世界人口のおよそ3分の1がクリスチャンである。そのうちローマ・カトリックが半数で約11億人、プロテスタントは37パーセントで約8億人、…

今、日本の政治を考える(1)

1.政治という作業政治や行政というものは、日々緊迫した問題が次々に発生する国際社会と国内社会の現実に向き合って、様々なファクターを考慮し計算し連絡・調整・協議を重ねて決断を下し、問題を処理していく仕事です。白か黒か、賛成か反対か、正か誤か…

事実・真実・歴史とは

1.「事実」を捏造する者たち来年8月に私たちは、アジア太平洋戦争の終戦から70年という大きな節目を迎えます。しかし、従軍慰安婦問題に代表されるように、未だに戦後処理の問題で日韓関係や日中関係が大きく揺れています。 http://ja.wikipedia.org/wiki…

集団的自衛権の行使容認について(3)

1.何に反対しているのか?7月1日に集団的自衛権の行使容認が閣議決定されたことについて、多数の批判の声があがっています。しかしその中には、集団的自衛権の行使そのものに反対する人もいれば、国会や国民レベルでの話し合いと理解が不十分なまま閣議…

大東亜戦争のコンテクストを考える

朝日新聞は8月5日付と6日付の紙面で「慰安婦問題を考える」という大特集を組みました。そして、1982年9月2日以来16回も同紙で取り上げてきた「韓国・済州島で、女性たちを慰安婦とするために強制連行した」という吉田清治氏の証言を、虚偽と認め、記事…

帝国主義? 覇権主義?

3月17日にクリミア自治共和国の議会がウクライナからの独立を宣言した。ロシアのプーチン大統領は、クリミアをロシアに編入する手続きを開始した。米国やEU(欧州連合)諸国はロシアに対する制裁措置を始めている。 黒海に面するクリミア半島は、ロシアにと…

TPP交渉参加について--世界の変化と日本の政治・経済

1.アメリカのねらい今日から日本もTPP(Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement 環太平洋戦略的経済連携協定)の交渉に参加します。 「TPPでアメリカが標的としているのは、日本の市場である」という指摘を、よく見聞きします。TPP交渉参…

今、私たちはどこにいるのか <経済>

1.アベノミクスはデフレを解消できるのか? 昨年12月26日に発足した第2次安倍晋三内閣は、4か月経った今も高い支持率を保っています。その人気の理由の一つは、「アベノミクス」と呼ばれる経済政策が、順調な滑り出しを見せていることにあるでしょう。 ア…

「富国強兵」に反対?

大河ドラマ『八重の桜』では、長州藩が「尊王攘夷」から「開国・倒幕」へと大きく方針を変える局面に入った。その変化が起こったのは、長州藩が下関戦争で敗退し、欧米諸国と日本の軍事力の違いを、決定的に思い知らされたからだ。 今、わが国は、TPPや領土…

沖縄!!

1.繰り返される、米兵による沖縄の女性に対する暴行 昨年10月に沖縄本島中部で女性を暴行してけがを負わせたとして、集団強姦致傷罪などに問われた米海軍の2人の被告に対して、今日3月1日、那覇地裁は、上等水兵(24)に懲役10年(求刑同12年)、3等…

「国(くに)」ってなんだろう?

くに【国・邦】 1 国家。また、その占めている地域。国土。 2 地方。地域。 3 古代から近世までの行政区画。大化の改新によって定められ、明治維新まで続いた。 4 生まれ育った土地。郷里。故郷。 5 (主に、天(あめ)に対して)地。大地。 6 国府。また、…

TPP(環太平洋パートナーシップ協定)について(1)

1.TPPこそ重要な争点だ!今日、衆議院が解散して、政治家たちは本格的に総選挙に向かって動き出しました。今度の選挙では、脱原発や外交・国防、地方分権など、国の将来を左右する重要な争点が多くあります。TPP(Trans-Pacific Strategic Economic …

宣教師と商人と軍隊 ー 文明社会とキリスト教の関わりについて ー

生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。(創世記1:28) 土地は、あなたのゆえにのろわれてしまった。あなたは、一生、苦しんで食を得なければならない。(同3:17) フクシマの原発事故以降、日本…

ヒロシマとナガサキへの原爆投下の罪責について

序 米国の戦争責任を問う 8月は、私たち日本人にとって、アジア・太平洋戦争について考える重要な意味を持っています。ここでは、広島と長崎への原爆の投下に関する米国の罪責について考えてみようと思います。 敗者である日本人は、いわゆる東京裁判で戦争…

フィリピン・ネグロス島の話 01

20年ほど前に、筆者がフィリピンのネグロス島で、神父や農業労働者、子どもなどから聞いた話を総合して、紹介します。(簡単・大雑把ですが)。 ☆ ☆ ☆ スペインから来た侵略者と彼らに結託した地元の有力者たちによって、農地が独占され、農民は土地無し日雇…

キリスト教は日本に根づくことができるか ー 遠藤周作の問題提起についてー

沈黙 (新潮文庫) 作者: 遠藤周作 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1981/10/19 メディア: 文庫 購入: 26人 クリック: 337回 この商品を含むブログ (241件) を見る chinmoku.jp 1.日本にキリスト教徒が少ないのはなぜか 今日、キリスト教徒は世界人口のおよ…