読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

カナイノゾム研究室

聖書のメッセージや社会評論などを書いています。

ダニエル書の世界観と神の民の倫理

旧約聖書の「ダニエル書」には、神の民の倫理に関して重要な事例が多数、記されている。この書は新バビロニア帝国、メディア王国、ペルシア帝国(アケメネス朝)に仕えたユダヤ人の歴史物語である。 これには歴史的な特殊性もあるが、神と国家権力と神の民…

日本宣教の根本問題

1.日本にキリスト教徒が少ないのはなぜか 今日、キリスト教徒は世界人口のおよそ3分の1を占めています。世界一の経済大国である米国では、キリスト教徒が人口の7割を占め、週に1回以上教会に行く人が5割近くいます。日本の隣国・韓国では人口のおよ…

平和を造るために

今、中国政府がキリスト教会を激しく迫害しています。もし中国が台湾や韓国を支配したら、その地のキリスト者も自由に活動ができなくなるでしょう。http://t.co/hcsxRsolNN #yjnewsbiz9月19日に国会で安全保障関連法が成立して、わが国は集団的自衛権の限定…

変えられた人生 ~ハッピーホームで育った女性のお話~

(注:以下の文章は、特定非営利活動法人 a cup of water のFBページから転載させていただきました。) https://www.youtube.com/watch?v=jGBurGO0VeQ 孤児としてハッピーホームで育った女性が自らの人生、心の変化を語っているとても心動かされるビデオです…

「妻として、夫として」ペテロ第一 3:1~7

【金言】 妻たちよ。自分の夫に服従しなさい。 夫たちよ。妻が女性であって、自分よりも弱い器だということを わきまえて 妻とともに生活し、いのちの恵みを ともに受け継ぐ者として 尊敬しなさい。 (ペテロ第一3:1、7) 神の民とされた我々キリスト者…

ただ一つの道(ヨハネ14:1~14)

【金言】わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。 (ヨハネ14:6) 1. 天にある父の家 主イエスは敵に捕らえられる前に、弟子たちに、その後の彼らの歩みのために必要な訓…

【聖書日課】使命に殉ずる覚悟(エステル記4章)

【聖書】エステル記 第4章 モルデカイはすべてこのなされたことを知ったとき、その衣を裂き、荒布をまとい、灰をかぶり、町の中へ行って大声をあげ、激しく叫んで、王の門の入口まで行った。荒布をまとっては王の門の内にはいることができないからである。…

聖書のパノラマ -堀江優 画伯の作品集-

原罪 What is this thou hast done  あなたの手を、その子に下してはならない モーセ 敬虔者ヨブの改悛 悪病を癒された女弟子 放蕩息子 ラザロの奇跡 最後の晩餐 ペテロ[安井賞受賞作] この男に何の罪も見いだせない 十字架の救いにあずかった最初の人々 …

「宣教命令」(3) 使徒の働き1章3~11節

【金言】聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。(使徒1:8) 1.聖霊を待ち望む祈り 復活されたイエスは40日間にわたって弟子た…

「直葬」でいいですか?

1.5人に1人は「直葬」超高齢社会となった今日、健康と病気が話題の中心を占めるようになり、葬式が日常的な出来事になった。「家族葬」はすでに一般化しているが、最近は、通夜も告別式も行わず、火葬だけで済ます「直葬」が増えているという。NHKが 昨…

松江バンドの野外伝道(日本イエス・キリスト教団のルーツ06)

<大江邦治師が語られた逸話> バックストン先生が松江の赤山で義塾を開かれておった時分のことです。 先生は股引きをはいて、麦わら帽子をかぶり、日本人が着るような服装をして、おっしゃった。 「みんな、野外伝道に行こう」 笹尾先生も米田豊先生も私も…

不当な苦しみを受けた時に

【聖書】 もしだれかが、不当な苦しみを受けても、神を仰いでその苦痛を耐え忍ぶなら、それはよみせられることである。 悪いことをして打ちたたかれ、それを忍んだとしても、なんの手柄になるのか。 しかし、善を行って苦しみを受け、しかもそれを耐え忍んで…

代替家族(ウェブスター=スミス宣教師と日の出女児園)

「ご覧なさい。この方たちが私の母であり、私の兄弟です」(マルコ3:34) イエス様が挑戦しておられた共同体の形成は、まさに「代替家族」です。 私の母教会である明石人丸教会は、アイリーン・ウェブスター=スミス宣教師が始めた「Sunrise Home 日の出女児…

「主の祈り」について

(メモ程度の譜面で、すみません) 1.この曲を作った事情 私が関西聖書神学校を卒業して最初に赴任した、日本イエス・キリスト教団幌向小羊教会は、主日礼拝で『新共同訳聖書』と『讃美歌21』 を使用していました。 その教会の礼拝の中で「主の祈り」を口…

「神に認められる人」ルカの福音書18章9~14節

【金言】神よ。罪人の私をあわれんでください。(ルカ18:13) 人は皆やがて神の裁きを受けなければならない。どうしたら神に罪無き者=義と認められるのか、学びたい。 1.自分の義を誇るな このたとえ話には、二人の対照的な人物が登場する。まず一人は、…

「イエスの栄光」ルカ9:28~36

【金言】これは、わたしの愛する子、わたしの選んだ者である。彼の言うことを聞きなさい。(ルカ9:28~36) 1.祈りの山 主イエスはいよいよ、贖いのわざを成し遂げるために、エルサレムに向かう。その出発に先立ち、イエスはまず山に登られた。イエスにと…

「神の子とされたから」ガラテヤ人への手紙4章1~20節

【金言】あなたがたは子であるゆえに、神は「アバ、父」と呼ぶ、御子の御霊を、私たちの心に遣わしてくださいました。(ガラテヤ4:6) 1.神の子とされたから ユダヤから来た律法主義者たちに惑わされて、ガラテヤの信徒たちは律法の奴隷に逆行しつつあっ…

『教会福音讃美歌』について

『教会福音讃美歌』という新しい讃美歌集が発行された。これを見て、疑問に思ったこと。 (1)なぜ文語体の「主の祈り」や「使徒信条」がそれぞれ二つずつ掲載されているのか? 『讃美歌21』のように文語体と口語体で違う形のものが複数あるというのなら良…

「いやしの恵み」 使徒の働き28章1~10節

【金言】信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、わたしの名によって悪霊を追い出し、新しいことばを語り、蛇をもつかみ、たとい毒を飲んでも決して害を受けず、また、病人に手を置けば病人はいやされます。(マルコ16:17~18) 1.人の助け …

「死を覚悟して」使徒の働き21章1~16節

【金言】私は、主イエスの御名のためなら、エルサレムで縛られることばかりでなく、死ぬことさえも覚悟しています。(使徒21:13) 私たちは、何のために生きて、何のために死ぬのか。パウロの言行からキリスト者の死生観を学びたい。 1.共に生きる喜び パウ…

「異邦人の救い」使徒の働き15章13~35節

【金言】聖霊と私たちは、次のぜひ必要な事のほかは、あなたがたにその上、どんな重荷も負わせないことを決めました。 (使徒15:28) 1.民族宗教から世界宗教へ 神は、今から4000年も前にアブラハムを召し出して、「地上のすべての民族は、あなたによって…

「御霊の賜物と教会」コリント人への手紙第一 12:1~31

【金言】あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです。(第一コリント12:27) 聖霊降臨日にあたり、聖霊によって誕生した、教会の本質と実際について学びたい。 1.神の教会 パウロは54年頃にこの手紙を書いた。コリントの教会に…

「使徒の任務」使徒1:15~26

【金言】この務めと使徒職の地位を継がせるために、このふたりのうちのどちらをお選びになるか、お示しください。 (使徒の働き1:25) 神はこの世で御業を進めるために人をお用いになる。神に用いられる人について、使徒選出の記録から学ぼう。 1.使徒…

「母の信仰」使徒1:12~14

【金言】 この人たちは、婦人たちやイエスの母マリヤ、およびイエスの兄弟たちとともに、みな心を合わせ、祈りに専念していた。(使徒1:14) 子供の救いのために親にできることは何か。母の日にあたり、主イエスの母マリヤの信仰に学びたい。 1.神に従う母…

歴史を学ぶ意義について(日本イエス・キリスト教団のルーツ・序文)

自分(たち)は、何者であり、時間的・空間的・社会的な全体像の中でどこに位置しており、どのような意味・目的を持っているのか。 このいわゆる「アイデンティティー(Identity)」を理解することは、人間にとって、個人であれ集団であれ、欠くことのできな…