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カナイノゾム研究室

聖書のメッセージや社会評論などを書いています。

ロックミュージックのプロテスト精神について

論説 音楽 歴史 原発 脱原発 キリスト教倫理

ボーカル、エレキギター、ベースギター、ドラムスなどによって奏でられるロックミュージック(ロック)は、現代の代表的な音楽の一つです。インパクトの強いメロディーとリズムを特徴としますが、歌詞にもメッセージ性のあるインパクトの強いものが多く見られます。


ロックミュージックのルーツにあるのは、アメリカの黒人たちの音楽、ブラックゴスペル(ニグロスピリチュアル)とブルースです。1950年代中期に、ブラックミュージックに白人のカントリーミュージックを混ぜ合わせて、ロックンロールが生まれました。これがロックミュージックの原型です。


ロックの基本的なスピリットは権力の横暴や社会の矛盾に対する「プロテスト」(抗議)であり、本来の立場は「カウンターカルチャー」(対抗文化)です。

1950年代後半にエルヴィス・プレスリー(米国、1935-1977)は、洗練されたロックンロールを生み出して、商業的な成功を収めました。しかし、その頃から、ロックミュージックは体制に取り込まれた娯楽へと変化していったのです。


ロックミュージックを大成したのは、ビートルズ(英国、1962-1970)です。彼らはプレスリーのロックンロールから決定的な影響を受けています。1960年代からロックミュージックは巨大な産業として成長し、英米の文化輸出において中心的な役割を担うようになりました。

 

ただし、その後もロックの反骨精神はウッドストック(1969)やパンクなど様々な形で表れました。ベトナム戦争(1965-1975)のように多くの人々を傷つける問題に対して、若者たちはロックミュージックを表現の道具として、プロテストしたのです。

 

現代でもU2のようにストレートなプロテストソングを発信するミュージシャンがいます。日本にも、忌野清志郎坂本龍一佐野元春など、カウンターカルチャーとしてのロックの本質をよく理解して、それを体現しているミュージシャンがいます。

韻を踏みながら喋るように歌うラップミュージックは、現代社会の矛盾を告発する道具として、広く流行しています。

現代のロックミュージックは音楽的に洗練されていて、メロディー、コーラス、リズム、サウンド、アレンジなど楽しめる要素がたくさんありますが、歌が伝えるメッセージにも注目してみましょう!


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RC SUCCESSION   SUMMER TIME BLUES 

http://www.youtube.com/watch?v=GpF3hoKLiFY 

http://www.youtube.com/watch?v=4earqOuAaLk