カナイノゾム研究室

聖書のメッセージや社会評論などを書いています。

今、我々が為すべきこと —大飯原発再稼働にあたって—

 

大飯原発の再稼働が始まり、今、国論が二分している。また、民主党が分裂して、日本の政治はまた流動化し始めている。この時局において、我々が為すべきことを数点、指摘したい。

 

1.的確な情報を収集しよう
 

まず、的確な情報を収集することが大切だ。一部の有力なマスコミは、政官財の権力によってコントロールされていて、彼らに不利な情報を伝えない。これは、すでに国民に広く知られている事実だ。

今日では、SNSなどインターネットのサービスによって、国民は、マスコミとは別のルートで、情報を得ることができる。ただし、ネットの情報には根拠の無い不正確なものが多いので、真偽を確かめる努力が欠かせない。


2.計算を変えよう
 

次に、我々は発想を転換して、政治や経済の計算方法を変えなければならない。たとえば、原発の「外部不経済」を計算に入れる。放射能の影響を考慮して「超長期」のコストを計算に入れる。

そうすると、本当に損得がわかる人=計算ができる人は、原発によって得られるものよりも失うものの方が大きいということが、わかるはずだ。原発推進は損をする政策であり、脱原発は得をする政策なのだ。

 

核兵器と原発が持っている核エネルギーには、人間の生存の基盤である地球の生態系を徹底的に破壊する力がある。それは、我々の生活と健康と生命を破壊する、比類なき危険物だ。人類は今、20世紀の遺物である核兵器と原発の問題に最終的な決着をつけるべき時を迎えている。


3.代替エネルギ—を活用しよう
 

原子力の代替エネルギーの開発と普及は、日本経済の再生に決定的に重要なものだ。

たとえば、日本は再生可能エネルギ—(自然エネルギ—)の宝庫であり、日本はこれを生かす技術を持っている。その技術はこれから世界中の国々が必要とするものだ。日本の研究機関と企業が、その技術開発において諸外国に先んじることができれば、これを輸出産業として大きく育てることが可能だろう。


この7月1日から再生可能エネルギ—の固定価格買取制度が実施されている。その対象は太陽光、風力、水力、地熱、バイオエネルギ—の5種類だ。技術革新と普及によって、これらの設備の費用は下がっていき、持ち主は売電によって大きな利益が得られるようになるだろう。
 
ずいぶんスケールの違う話になるが、ゴビ砂漠で太陽光発電や風力発電を行うという、孫正義氏のアジア・スーパー・グリット構想は、将来、代替エネルギーの中核になる可能性を持っている。
 

最近は技術の進歩によって、日本の周辺の海底でも石油・天然ガス・メタンハイグレートの生産が可能になっている。天然ガスを利用した燃料電池も発売されている。
節電も重要なエネルギ—管理だ。知恵を出し合い、工夫を重ねて、電気への依存度を抑えたい。 

 

4.選挙に行こう

 

民主党が分裂して、日本の政治はまた流動化し始めている。政治家たちには、カネと権力と名誉を求めて離合集散するのは、もうやめにしてもらいたい。ポリシーの違いを明確にして、国民が選択しやすい政党に分かれてほしい。

 

エコロジカルに政策を転換できない人たちに、この国の政治を託すことはできない。我々の、そして、これから生まれて来る人たちの生活と健康と命がかかっているのだから!

 

若者よ、選挙に行こう! 中年も高齢者も!!
新しい計算ができて、それを実行できる政党・政治家を選ぼう!
我々の未来を変えるために!!