読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

カナイノゾム研究室

聖書のメッセージや社会評論などを書いています。

「元気を出しなさい」使徒の働き27章9~26節

【金言】元気を出しなさい。恐れてはいけません。神はあなたと同船している人々をみな、あなたにお与えになったのです。(使徒27:22、24抜粋)

 

パウロは、いよいよカイザリヤを出航して、ローマに行くこととなった。59年の春か夏である。ローマ皇帝直属部隊の百人隊長が、他の囚人と共にパウロを船に乗り込ませた。パウロの弟子ルカやアリスタルコも同行した。


1.嵐の中で


船は沿岸の各地に寄港して行くはずだったが、向かい風に悩まされて思うように進まず、クレテ島に着いた時にはすでに10月となり、航海が危険な時期に入っていた。パウロは人々に留まるよう忠告したが、船は出発し、案の定、暴風に襲われて、漂流してしまった。小舟を捨て、船具を捨てて、暴風に翻弄されるばかりであったため、乗員はみな助かる望みを失い、食事もとらずにいた。


2.恐れてはいけない


ところが、パウロは彼らに

「元気を出しなさい。あなたがたのうち、いのちを失う者はひとりもありません」

と言って励ました。天使が彼に現れて、こう言ったからである。

「恐れてはいけません。パウロ。あなたは必ずカイザルの前に立ちます。そして、神はあなたと同船している人々をみな、あなたにお与えになったのです」。

パウロにはまだ果たすべき使命があった。それゆえ神が彼らの命を保証してくださったのである。 


3.元気を出しなさい


パウロは

「元気を出しなさい」

と言って、彼らを激励した。彼の励ましには確かな根拠がある。

「すべて私に告げられたとおりになると、私は神によって信じています」。

 

私たちは地上では旅人、寄留者である。世の旅路には多くの困難、危険がある。それでも、神に信頼して、神が示される目標に向かって進んで行こう。神のご計画は必ず実現する。そして、神は私たちも周囲の人々も救ってくださるのである。