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カナイノゾム研究室

聖書のメッセージや社会評論などを書いています。

「富国強兵」に反対?

論説 アメリカ 政治 日本 キリスト教倫理 歴史 軍事・安全保障 外交・国際関係 メディア 愛国心 中国 帝国主義 TPP

大河ドラマ『八重の桜』では、長州藩尊王攘夷から「開国・倒幕」へと大きく方針を変える局面に入った。その変化が起こったのは、長州藩下関戦争で敗退し、欧米諸国日本軍事力の違いを、決定的に思い知らされたからだ。

 

今、わが国は、TPP領土問題防衛力強化をめぐって、大きく揺れている。私は日本のTPP参加に反対だが、結局、日本はTPPに参加せざるを得なくなると予測している。なぜなら、日本は未だに、米軍によって守られている(米軍の支配下にある)からだ。今の日本政府は、米国政府の意向に逆うことができない。

 

「日本のTPP参加反対だ、富国強兵反対だ」という人たちがいる。私には、それは矛盾した主張に思える。

 

米国は、この3月に国防費の強制削減が発動されて、世界中に展開している軍隊を徐々に引き上げていくことになった。逆に、中国はこの3月に、海外での軍事的な支配力を強めていく方針を決定した。

台湾は、新型の巡視船を次々と尖閣諸島周辺に展開する方針だ。北朝鮮は、核兵器の開発を進めており、ミサイル攻撃の準備も進めている。

 

このような情勢にあって、「わが国の防衛力を整備し、強化してはいけない」などと言えるだろうか? お隣の韓国の人たちは、そんなことを言うだろうか? まず、ありえないことだろう。

 

ところが、日本の一部のメディアでは、再軍備(自衛隊)反対」とか、「富国強兵反対」とかいった時代錯誤の無責任な主張が、しばしば見受けられる。

 

では、どうやって東アジアの平和・安定を維持するというのか? そのような論者には、具体的に対案を示していただきたく思う。軍事力に裏付けられた安全保障のシステムを変えることができたら、理想的だが、まだ今は現実的ではないだろう。

 

日本は、基本的また長期的には、憲法第9条グローバル・スタンダードにすることを目標に、全世界的な軍縮を求めて、平和外交を展開すべきだ。しかし、20世紀型のパワーポリティクスが残存する現在にあっては、東アジアの軍事力のバランスをとることも必要なのである。

 

  <参考>

 

『八重の桜』 第13回 「鉄砲と花嫁」

http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/outline/story13/

 

国民に知らされないTPPという悲劇
http://diamond.jp/articles/-/33289

 

米軍の予算削減でどうなるか?

http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/L4/240129.htm

 

中国全人代開幕 温家宝首相、「海洋管理を強化」と強調

http://www.youtube.com/watch?v=F859rc4i0h8

 

尖閣沖 中国監視船3隻が領海侵入

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130401/k10013588191000.html

 

台湾で新型巡視艇が就役 尖閣周辺海域で活動へ

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20130331-00000019-ann-int

 

金正恩第1書記、今後も核開発を強化する姿勢を明らかに

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20130331-00000205-fnn-int