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カナイノゾム研究室

聖書のメッセージや社会評論などを書いています。

「聖なる祭司」ペテロ第一2:1~12

【金言】あなたがたも 生ける石として、霊の家に築き上げられなさい。そして、聖なる祭司として、イエス・キリストを通して、神に喜ばれる霊のいけにえをささげなさい。(ペテロ第一2:5)

 

  1.神の民

 

この手紙の受取人は、大部分が異邦人である。彼らは神の選民イスラエルではなかった。しかし、神の御子イエスはご自身を犠牲として、すべての人の罪を贖ってくださった。その福音を聞いて信じたので、彼らは霊的な新生を経験し、「神の民」とされたのである(9~10)。

それゆえペテロは彼らに「すべての悪意、すべてのごまかし、いろいろな偽善やねたみ、すべての悪口を捨てて、生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、みことばの乳を慕い求めなさい」と勧める(1~2)。彼らが霊的に成長してきよめられ、神の民にふさわしい行いをするためである。

 

  2.生ける石

 

新しいイスラエルであるキリスト者に、神は重要な使命を託された。それは、キリストを礎石とする新しい神殿、すなわち「霊の家」=「教会」を建て上げるために、自分たちも「生ける石」となること。そして、「聖なる祭司」として神と人に仕えることである(4~7)。

エルサレムの神殿を頂点とするユダヤ教徒たちは、神が遣わされたメシアであるイエスを「捨てた」。その報いを受けて、神殿は破壊され、ユダヤ人は亡国・流浪の民となる。彼らに代わって霊的な「神の国」を建て上げ、神に仕えるのが、キリスト者=教会の役割である。

 

  3.聖なる祭司

 

私たちキリスト者=教会が「聖なる祭司」とされたのは、私たちを「やみの中から、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださった方のすばらしいみわざを、宣べ伝えるため」である(9)。自分自身を「生ける石」「霊のいけにえ」「聖なる祭司」として神にささげよう。