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カナイノゾム研究室

聖書のメッセージや社会評論などを書いています。

「滅びをもたらす異端」ペテロ第二 2:1~14

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【金言】彼らは、滅びをもたらす異端をひそかに持ち込み、自分たちを買い取ってくださった主を否定するようなことさえして、自分たちの身にすみやかな滅びを招いています。(第二ペテロ2:1)

 

  1.偽教師の出現

 

この手紙が書かれた頃に教会をかき乱していた「にせ教師」は、必ずしも新しいものではなく、旧約時代の「にせ預言者」に連なるものだ、とペテロは指摘する。いつの時代も様々な異端者が現れるが、「異端」であることの本質に変わりはない。すなわち、異端はすべて「自分たちを買い取ってくださった主を否定する」

シナイ山でアロンが金の子牛を作った。すると、民は言った。

 

イスラエルよ。これがあなたをエジプトの地から連れ上ったあなたの神だ」(出エジプト32:4)

 

人々が信じ依り頼む対象を、主から他のものに変えてしまう。あるいは、主が成された贖いだけでは足りないとして、他の何かを救いの条件に付け足す。これはサタンの常套手段である。それによって、神の子を主から引き離して、滅びの子に変えるのである。

 

  2.堕落に対する主のさばき

 

教義に歪みがあると、倫理も歪む。好色、情欲、淫行、強欲、貪り、虐待、虚偽、不法、不正、放縦、傲慢、冒涜、暴言、酩酊、乱痴気騒ぎ――。

最初期のキリスト教会では、聖餐(主の晩餐)に続いて愛餐(アガペーが行われていた(ユダ1:12、Ⅰコリント11:33)。「彼らは昼のうちから飲み騒ぐことを楽しみと考えています」というのは、愛餐が悪用されて、不道徳な乱行の場になっていたことを指すようである。

偽教師たちは、入信する者たちに「自由」を約束した。しかし、それは、罪の力や世の汚れからの自由ではなくて、「義の道」「聖なる命令」からの自由であった。

このような倒錯した教えと行いに対する主のさばきは、現世においても厳しく行われている。よく注意したい。