カナイノゾム研究室

聖書のメッセージや社会評論などを書いています。

「イスラム国」に拘束されている後藤健二さんの解放を求める!


【署名】親愛なるアブドゥラ二世国王陛下: イスラム国に囚われた後藤健二氏とムアーツ・アルカサスベ中尉の解放


今、イスラム過激派組織イスラムが日本人を人質とし、殺害予告をして世界の人々にショックを与えています。

今月20日、「イスラム国」は、「日本政府は「『イスラム国』に対する十字軍に進んで参加した。72時間以内に身代金2億ドルを支払わなければ、日本人ふたりを殺害する」と脅迫する映像をネット上で公開しました。

このふたりは、去年8月に拘束された民間軍事会社湯川遥菜さんと、フリージャーナリストの後藤健二さんです。

安倍首相が訪問先のエジプトで、「イスラム国」対策として約2億ドルを拠出して、イラク、シリア、その周辺の難民・避難者の支援などに充てる、と表明したことに関して、「イスラム国」は誤解し、反発を示したようです。


その72時間が過ぎた日本時間の24日夜には、後藤さんのものと思われる画像と音声メッセージが、インターネット上に投稿されました。
その投稿では、湯川さんが殺害されたことが告げられており、後藤さんの解放の条件としてヨルダン国に収監中のリシャウィ死刑囚の釈放を求めています。

サジダ・リシャウィ死刑囚は、「イスラム国」の前身組織「イラクの聖戦アルカイダ組織」が起こしたテロに関わって拘束された人物です。それは、2005年にヨルダンの首都アンマンのホテルで起きた自爆テロで、約60人が犠牲になった事件です。

引用出典◆NHK NEWS Web◆

<日本時間の29日朝、「イスラム国」とみられる組織に拘束されている後藤健二さんを名乗る男性の声で、新たな英語の音声メッセージがインターネット上に投稿されました。
この中では、「リシャウィ死刑囚が29日の日没(現地時間)までに、私の解放と引き換えにトルコ国境に連れてこられなければ、ヨルダン軍のパイロットは即座に処刑される」としています>。

「日没までに連れてこないと処刑」 NHKニュース

 

イスラム国」などイスラム過激派は「十字軍 Crusade」という言葉を使って、「キリスト教イスラム教」という構図に持ち込みたがります。
それによって自分たちのテロ活動を正当化し、参加者と支援者を増やして、危機を乗り越えようと、もがいているのです。

しかし、彼らがキリスト教徒だけでなく、イスラム教徒やその他の人々も無差別に大量に殺害し、あるいは拉致監禁してきた事実を、私たちは知っています。

文明の衝突」という問題提起は重要なものでしたが、宗教対立や民族対立などを煽るような動きに対しては、注意深く対応しなければなりません。

一番大切なことは、お互いに「相手も同じ人間なのだ」と認め合うことです。
当たり前のようですが、相手を自分と同じ人間だと認めていないから、この500年間、いやそれ以前から、人を差別して、拉致したり、奴隷にしたり、殺したりといった暴虐が世界中で起こってきたのです。
それは、キリスト教徒もイスラム教徒もその他の人々も、みな関わっている罪です。その「つけ」が今、回ってきたのだと見ることも、できるでしょう。

このような偏見・差別・暴虐を打破して、平和な世界を造ることこそ、キリスト教徒、イスラム教徒、仏教徒など宗教者の役割ではないでしょうか!

平和の絆が断ち切られないように、平和の絆がつながり、強められるように、祈りたく思います。

「国家には国民の生命と財産を守る責任がある」。

よくそう言われますが、これはあくまで原則だと思います。

実際には、今回のようなケースでテロリストの要求に応じない、すなわち人質解放のために金銭の提供や犯罪者の釈放をしない国も少なくありません。
その要求に応じることが、さらに大きな被害を生む可能性が高いからです。
簡単にどちらが正しいと言える問題ではないでしょう。

非戦闘員である民間人は、スパイでない限り、罪は無いはずです。
罪無き人質は無条件で解放すべきだ。解放してほしい」
この原則に立って、国際的に世論を動かすことが最善だと思います。

どのような集団も周囲の人々の理解・協力が無ければ、存続は困難です。
インターネットSNSという、国境を越えて市民が直接コミュニケーションを実現できるツールがあります。
これは現代人の強みです。

イスラム教徒にも理解し協力してもらえる共通の価値観に訴えて、世論を動かせたら、と願います。

いま起こっている問題は、決してキリスト教イスラム教の対立ではありません。
人権と平和を大切にする人類の共同社会と、それに反するテロリズムの対決です。
罪無き人の不法な殺害を許すことはできません。
この私たちの思いを、テロリズムに対抗して表しましょう。

The problem now happening is NOT a conflict between Christians and Muslims; rather, it is a conflict BETWEEN the community that cherishes the human rights and peace AND terrorism.
We do not allow illegal killing of innocent people.
So, let us speak out against terrorism!


【署名】

親愛なるアブドゥラ二世国王陛下: イスラム国に囚われた後藤健二氏とムアーツ・アルカサスベ中尉の解放