カナイノゾム研究室

聖書のメッセージや社会評論などを書いています。

ドキドキ、ワクワクしてる?

ザ・ベストテン」というテレビの音楽番組が、私の少年時代=昭和末期にありました。その名のとおり「歌謡曲」「ニューミュージック」「演歌」などポピュラーミュージックで今、人気がベストテンの歌手やバンドが生出演するというのがウリの人気番組でした。(「歌謡曲」とか「ニューミュージック」とかって、平成な若者にわかるだろうか?)


ザ・ベストオブ ザ・ベストテン全12年栄光の軌跡

最近、それを知ったJ-POPな平成娘が「いいなあ、こんな番組が今もあったらいいのに」とのたまうのです。業界の都合で、それはたぶん無理でしょうけれど、たとえ形は似たようなものができても、あの頃ほど盛り上がることはないでしょう。なにしろ最近の日本のポピュラーミュージック、いわゆるJ-POPには「新しい!」と感動できる曲がほとんどありませんから。

最近のJ-POPは、楽曲のパクリがバレたっちゅう話ばかり。丸ごとコピーしていなくても、コード進行とかフレーズとかアイデアなどを真似ていない曲は、ほとんど無いのかも。


愛! wanna be with you.../TOKIO


Opinion Overload (Official Video) - Simple Plan

ミスチルのように、ビートルズなどの継ぎ接ぎでも、オリジナルだと言えるくらいに昇華していれば、立派なもんですけれど。

私の少年時代には、ポピュラーミュージック=軽音楽の発展がリアルタイムに感じられたので、ラジオにかじりつき、ドキドキしながら新譜のレコードを手にしました。貸しレコード屋・中古レコード屋に通い、カセットテープに録音して、ダブルカセットデッキで編集するのです。そのオリジナルなベスト版のカセットテープを、友人と貸し借りして、楽しんだり。今ならYouTubeや、iTunes、AppleMusic、FBなどで簡単に数分でできることが、何時間もかかりました。

今はなんという便利な時代か! と思います。私もその恩恵にあずかっているのですが。しかし、ワクワク感が無くなったのは、歳をとったせいなのか? 最近のJ-POPに新鮮さが無いからなのか? 洋楽には新鮮さを感じるんだけど。

似たようなことは、テレビのドラマやアニメにも言えるかも。ウルトラマンゴジラ仮面ライダー宇宙戦艦ヤマトも、未だに生き残っていることに驚かされますけれど、最近のは「ん、これって何が面白いの?」って感じです。

CGとか使って技術は進歩しているのですが、ワクワク感が無いんです。「芸術は爆発だ~」って感じられないんです。背中にファスナーが見えていても、飛行機を吊すピアノ線が光っていても、ぶっ壊される街が手作り感に満ちたミニチュアでも、いいんです! リアルな躍動感でドキドキ・ワクワクさせてくれーー!!

やっぱり経済の高度成長やバブル、停滞と大衆文化の発展には大きな関係があるのかな。少子化超高齢社会だし。古いなじみのあるものの方が、万人受けして、無難か。それにしても、似たようなものばっかり、日本中・世界中に満たしていく「近代化」はもう面白くないだろ!

青函連絡船の乗り場で、「蛍の光」が流れて、「ボーッ」と汽笛が鳴り、船がゆっくりと岸を離れていく。船に紙テープを投げて、別れを惜しむ人たち。船上の少年は、少女は、オッサンは、家族と離れてどこに行くのかな? ーーこれは新幹線じゃ、味わえないディープな感覚だな。

今は、地方でのびのび育った子供の方が、良いかも。どうせ大人になったら、ケータイ持たされて、どこに行っても自由じゃなくなるから。携帯持ってるのに、不携帯でヘーキな人もいますけど(爆)
ドキドキ、ワクワクあるうちは、いくつになっても若いっす。緊張することが無くなったら、老いた証拠らしいっす(^_^;)


YIJY 2005 TV LIVE

ボブ・ディランポール・マッカートニーローリング・ストーンズのように我が道を貫くのも、彼らは他人に真似できないレベルなので良いか。されど、ポール・サイモンのように、独自の世界を確立して成功していながら、さらに世界中の異なるジャンルの音楽を取り込んで、新しい音楽を産み出しているミュージシャンは、さらにスゴイ!

48とそのもどきの氾濫は、日本の現代文化の画一性を象徴していますね。

ちなみに、今年の紅白歌合戦はこの順番。

www.nhk.or.jp

今年は、あまりにもNHK好みの偏った人選ですね。「視聴者の皆様から苦情が出そうな人は除外しました」っていうフィルターが見え見えでしょう。演歌歌手って、そんなに売れているんでしょうか? 「あれっ、初出場なんだ? 意外~」ってのが多くないですか?