カナイノゾム研究室

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なぜ悪霊を追い出せないのか

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クロガラシ

からし研究所

2018年2月25日 受難節第2主日 礼拝説教
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【聖書朗読】マタイの福音書17章14〜23節

マタイ 17.1-27

【説教題】「なぜ悪霊を追い出せないのか」金井 望 牧師

【中心聖句】

まことに、あなたがたに告げます。もし、からし種ほどの信仰があったら、この山に、「ここからあそこに移れ」と言えば移るのです。どんなことでも、あなたがたに できないことは ありません。(マタイ17:20)

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2018年2月25日礼拝説教


【説教要旨】

 

  1.山上の栄光と山下の悲惨

 

 山上で弟子たちは、イエスが本来持っている神としての栄光を見た(17:1-8)。イエスは彼らの理解を遥かに超えた次元のお方である。弟子たちはそれを知らされた。ペテロは幕屋を造ってとどまることを願ったが、主イエスは、彼らを連れて山を下った。山の下では大勢の群衆がイエスを待っていた。
 ひとりの男が主に近づいて、ひざまずき、大声で叫んだ、

「主よ。私の息子をあわれんでください。てんかんで、とても苦しんでおります。何度も何度も火の中に落ちたり、水の中に落ちたりします」。

 悪霊が彼のひとり息子に取り憑き、ひきつけを起こさせ、あわを吹かせ、弱らせていた。主イエスは、このような悩む世人の声に耳を傾け、彼らを救うために世に来られたのである。

 

  2.なぜ悪霊を追い出せないのか

 

 父親は弟子たちに「この霊を追い出してください」と願ったが、彼らにはそれができなかった。これを聞いてイエスは嘆かれた、

「ああ、不信仰な、曲がった今の世だ。いつまであなたがたと一緒にいなければならないのでしょう。いつまであなたがたに我慢していなければならないのでしょう」。

 主イエスはこれから十字架で死に、復活して天に帰らなければならない。しかし3年間も訓練をしてきたにも関わらず、まだ弟子たちの信仰は十分に育っていなかった。

 御子イエスは、霊的な戦いを展開して、悪魔・悪霊を打ち破り、人々の魂を解放するためにこの世に来られた。私たちキリスト者は、このキリストに従う兵士である。

 

  3. その子をわたしのところに連れて来なさい

 

 イエスはお命じになった、

「その子をわたしのところに連れて来なさい」

そして、イエスは汚れた霊を叱りつけて、その子から追い出した。その子の病は治った。まことに主イエスは、全天全地の主権を持つ全能の神である。

 問題があることが問題ではない。本当の問題は、私たちがどこまで主イエスを理解して、主イエスに信頼し、従うことができるか、である。

「もし、からし種ほどの信仰があったら、この山に、『ここからあそこに移れ』と言えば移るのです。どんなことでも、あなたがたに できないことは ありません」。

 私たちは信仰をもって、悩む隣人を主に導く者でありたい。

 

からし種 - Wikipedia

クロガラシ - Wikipedia

クロガラシ(英語:black mustard)は、アブラナ科アブラナ属の一年生植物。種子を香辛料として利用するほか、野菜またはハーブとして利用される。 地中海沿岸原産で荒れ地などに自生している野草だが、現在では帰化植物として世界的に分布している。

草丈が非常に高く、成長すると2.4メートルに達する。

クロガラシは先史時代の遺跡からも発見されており、香辛料としての歴史はシロガラシより古く3000年前からとも言われている。聖書の喩え話に登場する「からし種」(マタイ13:31-32など)はクロガラシの種を指すという説もある。

現在マスタードの原料としてはほとんど利用されていない。風味はシロガラシよりも鼻に抜けるような辛み感が強く、ピクルス液やインド料理ではマスタードオイルやギーの風味付けとして用いられている。

種子は褐色で黒芥子(コクガイシ)と呼ばれ、他のカラシ種子と同様に、健胃、去痰、鎮咳の漢方薬として用いられる。ヨーロッパでは筋肉痛の湿布薬としても用いられた。

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クロガラシ

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