KANAISM BLOG ー真っ直ぐに行こうー

聖書のメッセージやキリスト教の論説、社会評論などを書いています。

自分の十字架を負って

2018年2月18日 受難節第1主日 礼拝説教************************【聖書朗読】マタイの福音書16章21〜28節 マタイ 16.1-28 【説教題】「自分の十字架を負って」金井 望 牧師 【中心聖句】 だれでも わたしについて来たいと思うなら…

教会の権能

2018年2月11日 顕現後第6主日 礼拝説教************************【聖書朗読】マタイの福音書16章13〜20節 マタイ 16.1-28 【説教題】「教会の権能」金井 望 牧師 【中心聖句】 わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。黄泉(…

悪いパン種

http://hayashihiroko.net/?p=460 2018年2月4日 顕現後第5主日 礼拝説教************************【聖書朗読】マタイの福音書16章1〜12節 マタイ 16.1-28 【説教題】「悪いパン種」金井 望 牧師 【中心聖句】 「パリサイ人やサ…

イエスの思いやり

2018年1月28日 顕現後第4日 礼拝説教************************【聖書朗読】マタイの福音書15章32〜39節 マタイ 15.1-39 【説教題】「イエスの思いやり」金井 望 牧師 【中心聖句】 「イエスは弟子たちを呼び寄せて言われた。「か…

子犬でもパンくずを

2018年1月21日 顕現後第3主日 礼拝説教************************【聖書朗読】マタイの福音書15章21〜28節 マタイ 15.1-39 【説教題】「子犬でもパンくずを」金井 望 牧師 【中心聖句】 「おっしゃるとおりです、主よ。けれど小犬…

第4章 千年王国が意味するもの(1)

キリスト教の終末論と千年王国 1 わたしはまた、一人の天使が、底なしの淵の鍵と大きな鎖とを手にして、天から降って来るのを見た。2 この天使は、悪魔でもサタンでもある、年を経たあの蛇、つまり竜を取り押さえ、千年の間縛っておき、3 底なしの淵に投げ入…

第3章 聖書の歴史観と終末論

キリスト教の終末論と千年王国 彼らは生き返って、キリストと共に千年の間統治した。彼らは神とキリストの祭司となって、千年の間キリストと共に統治する。(ヨハネの黙示録第20章4,6節) 第3章 聖書の歴史観と終末論 聖書の終末論を理解する鍵の一つは、「…

第2章 千年王国的終末論の諸類型

キリスト教の終末論と千年王国 彼らは生き返って、キリストと共に千年の間統治した。彼らは神とキリストの祭司となって、千年の間キリストと共に統治する。(ヨハネの黙示録第20章4,6節) 第2章 千年王国的終末論の諸類型 千年王国的終末論の諸類型について…

第1章 千年王国的終末論の思想史

キリスト教の終末論と千年王国 彼らは生き返って、キリストと共に千年の間統治した。彼らは神とキリストの祭司となって、千年の間キリストと共に統治する。(ヨハネの黙示録第20章4,6節) 第1章 千年王国的終末論の思想史 キリスト教には、「千年」を区切り…

序論 千年王国的終末論を問う

キリスト教の終末論と千年王国 彼らは生き返って、キリストと共に千年の間統治した。彼らは神とキリストの祭司となって、千年の間キリストと共に統治する。(ヨハネの黙示録第20章4,6節) 序論 千年王国的終末論を問う 2001年1月1日に我々は新しい千年紀(…

神の律法と人の言い伝え

2018年1月14日 顕現後第2主日礼拝 説教************************【聖書朗読】マタイの福音書15章1〜20節 マタイ 15.1-39 【説教題】「神の律法と人の言い伝え」金井 望 牧師 【中心聖句】 なぜ、あなたがたも、自分たちの言い伝…

終活・エンディング・葬儀なう!

2018年1月8日(月・祝) @明石人丸教会 日本イエス・キリスト教団兵庫教区信徒大会で発表。 www.life-works.co.jp byh.jp ルターと死の問題―死への備えと新しいいのち 作者: 石居正己 出版社/メーカー: リトン 発売日: 2009/07/01 メディア: 単行本 この商品…

わたしがいる。恐れるな。

2018年1月7日 顕現後第1主日礼拝 説教************************【聖書朗読】マタイの福音書14章22〜33節 マタイ 14.1-36 【説教題】「わたしがいる。恐れるな」金井 望 牧師 【中心聖句】 しっかりしなさい。わたしだ。 恐れるこ…

五千人の給食

Lambert Lombard Le Miracle des Pains 2018年1月1日 元旦礼拝説教************************【聖書朗読】マルコの福音書6章30~44節 マルコ 6.1-56 【説教題】「五千人の給食」金井 望 牧師 【中心聖句】 あなたがたが、彼らに食…

ふるさとにて

2017年12月31日 降誕後第1主日礼拝************************【聖書朗読】マタイの福音書13章53〜58節 マタイ 13.1-58 【説教題】「ふるさとにて」金井 望 牧師【中心聖句】 この人は、こんな知恵と不思議な力をどこから得たのだろ…

闇に輝く光

2017年12月24日 待降節第4主日 礼拝************************【聖書朗読】マタイの福音書2章13〜23節 http://www.bbbible.com/bbb/bbbmt02a.html 【説教題】「闇に輝く光」金井 望 牧師【中心聖句】この方にいのちがあった。この…

キリスト聖誕の場所と時期について

イエス・キリストがお生まれになった場所は「馬小屋」だという思い込みが、歴史的に長く、広く流布してきました。しかし、聖書に書かれているのは、赤子のイエス様が「飼い葉桶」に寝かせられたということだけです(ルカ2:7)。 ルカ 2.1-52 Luke 2:7 Interl…

星に導かれて

2017年12月17日主日礼拝@神戸大石教会************************【聖書朗読】マタイの福音書2章1〜12節 マタイ 2.1-23 【説教題】「星に導かれて」金井 望 牧師【中心聖句】すると、見よ、東方で見た星が彼らを先導し、ついに幼子…

縄文人は他のアジア人と異なる独自の集団だった!

www.yomiuri.co.jp ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「縄文人」は独自進化したアジアの特異集団だった!読売新聞メディア局編集部 伊藤譲治2017年12月15日 05時20分ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以下の文章は、 YO…

KBH聖書学術員養成講座【第2課程】受講生募集中!

KBH 聖書学術員 養成講座【第2課程】受講生 募集中! クリスチャンセンター 神戸バイブル・ハウス(KBH)は、館内に展示している聖書の案内・解説ができる 聖書学術員 の養成を、2017年から始めました。 2018年には 第2課程 の講座を開講します。KBH…

神は私たちと共に

2017年12月10日主日礼拝@神戸大石教会************************【聖書朗読】マタイの福音書1章18〜25節【説教題】「神は私たちと共に」金井 望 牧師【中心聖句】「見よ、処女が身ごもって、男の子を産む。人々は彼の名をインマヌエ…

信者以外のキリスト教葬儀は是か非か

今日、世界人口の3分の1がキリスト教徒である。韓国では人口の3割がキリスト教徒であり、共産党の支配下にある中国でも1割を超えているようである。ところが日本では、キリスト教徒は総人口の1パーセントしかいない。なぜ日本人はキリスト教徒にならな…

六茫星と元伊勢籠神社の不思議

(注)この記事の内容はトンデモ本・都市伝説の類です。この記事で紹介した情報の信憑性について筆者は保証できません。こんな話もあるのか、という程度でスルーしてくださいませ f^_^; イスラエル国旗の紋章として有名なのが「ダビデの星」です。突起が6つ…

系図の福音

写真:横山匡 2017年12月3日(日)主日礼拝説教@神戸大石教会 ************************【聖書朗読】マタイの福音書1章1〜17節 マタイ 1.1-25【説教題】「系図の福音」 金井 望 牧師【中心聖句】アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イ…

結婚式 式次第・式文(記録)

結 婚 式 次 第 前 奏 黙 祷 奏 楽 者 新婦入場 一同起立 讃 美 新聖歌233番「驚くばかりの」 一同起立 式 辞 司 式 者 祈 祷 司 式 者 聖書朗読 エペソ人への手紙5章22~33節 司 式 者 誓 約 新郎新婦 指輪交換 新郎新婦 宣 言 司 式 者 祈 祷 司 …

ルターと神の母マリア

11月6日(月)から8日(水)までお茶の水クリスチャンセンターで日本福音主義神学会 第15回全国研究会議が開催されました。今回のテーマは『3つの「のみ」の再発見 ~宗教改革500年によせて~』というものでした。 www.facebook.com 日本福音主義神学会部会研究…

兵庫県・神戸から全国・全世界へ

(注)この記事は、『兵庫県基督教連合会ニュース』第23号(2017年11月1日発行)に掲載された記事に多少手を加えたものです。 兵庫県・神戸から全国・全世界へーー 兵庫県キリスト教史の一断面 ーー 日本イエス・キリスト教団 神戸大石教会 牧師 金井 望 こ…

聖書の死生観と救済論

十字架におけるイエス・キリストの死(後30年4月7日) イエス・キリストの復活(後30年4月9日) なぜ人は、生から死へ移行する時に、葬りの儀礼を行うのだろうか。死者を葬る儀礼は、あらゆる時代を通じて、人類社会に普遍的に見られる現象である。〈仲間の…

ナムアミダブツとキリスト教(2)

kanai.hatenablog.jp 今回は、浄土教の思想の歴史的発展について考察してみます。この記事は一つの壮大な仮説としてお読みください。 1.無量寿経 法然を宗祖とする浄土宗や親鸞を宗祖とする浄土真宗は、無量寿経(大経)、観無量寿経(観経)、阿弥陀経(…

ナムアミダブツとキリスト教(1)

鎌倉の大仏(阿弥陀仏) 『仏説無量寿経』一切の衆生救済のために王位を捨てて、世自在王仏のもとで法蔵菩薩と名乗り修行し、衆生救済のための五劫思惟し、浄土への往生の手立てを見出し、衆生救済のための「四十八願」を発願したのち、改めて誓いを立て修行…