おもしろいブログがあったので、紹介します。
中国人の語る中華思想とは
http://digi-log.blogspot.jp/2008/03/blog-post_17.html
以下の文章は、そのブログに書かれた「中華思想」を、金井が簡単に、一部補足して、まとめたものです。
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「中華」は民族概念ではなく、文化概念だ。
民族を超えて皆が中華になるのが、幸せなのだ。
全ての民族は、本質的に中華になりたいのだ。
事実、異民族王朝は、必ず中華となる。
フビライ・ハンだって、中国にきたら、「元」という形で中華になった。
内蒙古の人たちも、中国の一部になって喜んでいる。
チベット人も中華になりたいのだ。
しかし、古い非科学的な迷信が障壁となっている。
だから、中華はチベット人を解放しているのだ。
民族も宗教も解放されるべきものだ(民族浄化、チベット仏教撲滅)。
あなたがた日本人が「中華になりたくない」と言うのは、日本のメディアや教育に洗脳されているからだ。
しかし、あなたがたは私たちを憧れるようになる。この国の誰もが中華になりたいと思うようになる。日本人は中華になるしかないのだ。
古来、日本は中国の属国だった。日本は中華文化圏という枠組みを一歩たりとも出てはいなかった。
ところが、明治時代以降に西洋の影響を受けたために、日本は中華文化から外れてしまった。その文明はあなたたちにとって居心地が悪い。戻るところは中華文化の他にない。
私たちは百年先を見ている。全ての民族の幸福を。本当の平和をつかみ取るためには、あなたがたは中華になるしかないのだ。
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以上、ご紹介した中華思想の歴史観には、誤りがいくつもあります。
日本人のルーツについては、いろいろな分野から研究成果が出されています。古代日本には、中国大陸のみならず、北方や南方から多様な人々が移住してきました。
日本には、漢字が伝わり普及する以前に、ヤマトことばがありました。平安時代や江戸時代など、日本独特の文化が著しく発達した時代もありました。
日本人で、この国が中国に組み込まれることを望む人は、ほとんどいないと思います。もちろん私も、日本の独立を守りたく思います。
私は、中国の文学や歴史、整体術、料理、景観などに、とても興味があります。
しかし、日本の良いところも大事に守りたい、と思います。
日本も「解放」なんてされたら、たまったもんじゃありません(><)
私は自由を愛する人間ですから v(^^)