【第6回 日本伝道会議】公式サイト
http://jcenet.org/project.html
社会問題に関心を持っておられる、福音主義のキリスト者の皆様に、お願いしたいことがあります。
今年9月27日(火)から30日(金)まで神戸で「第6回日本伝道会議」が開催されます。
その中で、「プロジェクト」や「分科会」という形で、様々な社会問題について情報交換・意見交換・議論する場があります。
ぜひ、これに参加していただきたいのです。
日本福音同盟(JEA)社会委員会は、この機会を用いて、福音派の社会運動をより広範な教派・教団・諸団体に広げ、全国的なネットワークを作ろうとしているようです。
そのネットワークの基本的な性格と方向性が、この会議でかなりの程度、決まるのではないかと思います。
★日本福音同盟 公式サイト
http://jeanet.org/commissions/social-commission
JEA社会委員会が直接関わっているのは、
★プロジェクト P3「国家」
★プロジェクト P4「環境」
★分科会①ー5 「福音に生きる持続可能な社会」
★分科会②ー12 「教会と国家」
の4つかと思います。
神戸社会アナロギア委員会は、これらに加えて、
★神ー5 「神戸ツアー 賀川豊彦記念館訪問コース」
を担当します。
様々な考え方・立場を持っている者たちが、福音主義の信仰ーー聖書的に正しくキリストを信じる生きた信仰ーーによって結ばれて、対話を続けていくこと。これが小生の願いです。
これまでに5回開かれた日本伝道会議は東京(JEA)主導で、ある程度、事前に結論が方向付けられていたようです。
しかし今回は、神戸を中心とした関西勢が東京に劣らぬ霊的・神学的な力を発揮しており、面白い状況になっていると感じます。
★神戸社会アナロギア委員会 Facebookページ
https://m.facebook.com/jce6social/settings/post_attribution/
関西を本拠地とする福音主義の教団や神学校、宣教団体には、JEAに所属していないものが多くあります。東京に比べると、良い意味で教派色が強く残っております。
例えば、福音主義神学会西部部会では、ーー多様な考え方・主張が時にはぶつかりつつ、それでも互いを認め合って、共に主に従って歩むーーそのような作法が長年にわたって形成されてきたようです。
そもそも日本伝道会議はJEA主催ではなく、さらに広い教派・教団・宣教団体の参加する実行委員会が主催者となっています。
安保法制の問題で、昨年はデモなど社会運動が盛んに行われましたが、最近は、東京方面の福音派の指導者たちにーーそのほんの一部分でしょうけれどーー、政治的問題に関する異論を認めず、対話を拒絶する人たちがいるようです。
もっと大きな度量を持ってこの日本で、キリストの体なる教会を共に建て上げ、共に神の王国の福音を生きていくーー。福音主義を生きるお互いが、そのような成長の機会として、この伝道会議を用いることができたら、幸いです。
ぜひ前向きにお考えくださいますよう、お願いいたします。