新・映像の世紀(5)「若者の反乱が世界に連鎖した」
https://www6.nhk.or.jp/special/sp/detail/index.html?aid=20160221
<NHKスペシャル>
★新・映像の世紀★ 第5集
「若者の反乱が世界に連鎖した」
【再放送】2/24(水) 午前0時10分~0時59分
この番組は何度も再放送すると思います。
NHKオンデマンドで観ることもできます。
http://www.nhk-ondemand.jp/share/smp/#/share/smp/goods.html?G2016067421SC000
こちらにもアップされているようです。
http://www.dailymotion.com/video/x3tgfa1
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これは安保法制反対とかなんとか言って左翼とつるんでいる方々に、ぜひ見ていただきたい映像作品です!
筆者は初回(2月21日)にすでに見ましたが、これは、20世紀が既存の価値観を破壊する実験の時代であったことを、映像によって見事に示しています。
キューバ革命や中国共産革命など社会主義革命は欧米や日本にも影響を与えて、1960年代には若者たちのカウンターカルチャーが盛んになりました。
しかし、中国では文化大革命が大失敗に終わり、やがて社会主義革命の実態が明らかにされました。
結局、20世紀の終盤にソ連をはじめ東欧の社会主義は破綻しました。
フランスのドゴール元大統領が言ったように、世界各地で同時期に発生する反体制運動が、意図的、組織的な策動であることに気づくことが重要です。
この20世紀の経験から何を学んだのか、あるいは何を学ぶかが重要でしょう。これは決して過去の問題ではなく、その策動は今なお続いていると考えるべきでしょう。
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【小話】
それは夏も盛りを過ぎた頃だった。一匹のヤゴが、羽化して、トンボになった。トンボは、自由に飛び回れるようになったことが、うれしくてたまらなかった。
ところがある日、トンボは、奇妙なことを言うヤツに出会った。そいつは美しい羽を持っていて、蝶というそうだ。
蝶はトンボに、こんなことを言った。
「やあ、新入りくん。空を飛ぶのが、そんなに楽しいのかい」
「そりゃあ、そうさ。僕はずっと水の中でモゴモゴ動いていたけれど、魚のようにスイスイ泳げなくて、悔しかったのさ。今は最高に自由だ」
「ふ~ん、自由ねぇ。僕は地上でしか暮らしたことが無いから、水中で暮らしているヤツらが、うらやましくって、しょうがない。こんな暑い日でも、池の中なら涼しいんだろう?」
「そりゃあ、そうだけど」
「近頃、カエルの野郎が、僕をバカにするんだ。あっ、また来やがった」
そこに一匹のカエルがやって来て、こう言った。
「よお、よお、蝶くんよ、まだ池に降りて来ないのかい。おいらは陸の上、水の中、どちらも知っている。水の中は涼しくて気持ちがいいぞ。君も降りてきて、水浴びくらいしたらいいのに。水が怖いのかい。ケッケッケ~」
蝶は悔しさのあまり、ついに言ってしまった。
「なんだと! 怖くなんかあるものか。今すぐ池に降りてやる。そうだ。少しでも水を浴びたら、きっと涼しくなるだろう」
トンボは叫んだ。
「ええっ! やめときな。そりゃあ、カエルの罠だぞ」
しかし、時すでに遅しーー。
トンボの忠告むなしく、蝶はカエルの長い舌で絡み捕られてしまったのである。
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20世紀に使用済みで廃棄処分となった古いタイプの社会主義なら、国民は支持するはずがありません。日本人はそんなに愚かではないでしょう。
マルクス・レーニン主義を超克するオルタナティブが有るのか? 有るなら、具体的にそのビジョンを提示しやんせ!
この意味さえわからない牧師たちは、今すぐ運動を止めるべきでしょう。
まさか、時すでに遅し、ですか?
ーー自由を愛するトンボより
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RCサクセション「自由」