KANAISM BLOG ー真っ直ぐに行こうー

聖書のメッセージやキリスト教の論説、社会評論などを書いています。

天国

復活の福音(第一コリント15:1-22)

日本バプテスト同盟 西岡本キリスト教会 2020年4月26日 復活節第3主日礼拝 説教「復活の福音」 金井 望

教会を建て上げる幸い(マタイ16:13-20)

日本バプテスト同盟 西岡本キリスト教会 ■聖書朗読 マタイによる福音書16:13~20 13 イエスは、フィリポ・カイサリア地方に行ったとき、弟子たちに、「人々は、人の子のことを何者だと言っているか」とお尋ねになった。14 弟子たちは言った。「『洗礼…

教会の権能

2018年2月11日 顕現後第6主日 礼拝説教************************【聖書朗読】マタイの福音書16章13〜20節 マタイ 16.1-28 【説教題】「教会の権能」金井 望 牧師 【中心聖句】 わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。黄泉(…

第2章 千年王国的終末論の諸類型

キリスト教の終末論と千年王国 彼らは生き返って、キリストと共に千年の間統治した。彼らは神とキリストの祭司となって、千年の間キリストと共に統治する。(ヨハネの黙示録第20章4,6節) 第2章 千年王国的終末論の諸類型 千年王国的終末論の諸類型について…

第3章 聖書の歴史観と終末論

キリスト教の終末論と千年王国 彼らは生き返って、キリストと共に千年の間統治した。彼らは神とキリストの祭司となって、千年の間キリストと共に統治する。(ヨハネの黙示録第20章4,6節) 第3章 聖書の歴史観と終末論 聖書の終末論を理解する鍵の一つは、「…

第1章 千年王国的終末論の思想史

キリスト教の終末論と千年王国 彼らは生き返って、キリストと共に千年の間統治した。彼らは神とキリストの祭司となって、千年の間キリストと共に統治する。(ヨハネの黙示録第20章4,6節) 第1章 千年王国的終末論の思想史 キリスト教には、「千年」を区切り…

終活・エンディング・葬儀なう!

2018年1月8日(月・祝) @明石人丸教会 日本イエス・キリスト教団兵庫教区信徒大会で発表。 www.life-works.co.jp byh.jp ルターと死の問題―死への備えと新しいいのち 作者: 石居正己 出版社/メーカー: リトン 発売日: 2009/07/01 メディア: 単行本 この商品…

東方の博士たちって何者?(西洋精神史の地下水脈)

■ジョルジョーネ「東方三博士の礼拝」 1507年 1.東方の博士たちって何者? 新約聖書「マタイによる福音書」の2章に不思議な人物が登場します。2:1~2、11節を引用します。 ◆新改訳(1970年) 1 イエスが、ヘロデ王の時代に、ユダヤのベツレヘムでお生…

輪廻と解脱

「輪廻」という概念は、東洋にも西洋にも広く見られる思想です。 日は昇り、沈むが、また昇る。春ー夏ー秋ー冬そしてまた春が来て……。雨が降り、水は流れ下り、雲となってまた雨を降らせる。地球には、このような循環があります。 生態系もそのような循環が…

ハデス(よみ)とゲヘナ(地獄)

フラ・アンジェリコ『黄泉へ下るキリスト』、1437-1446年頃、サンマルコ美術館聖書の世界観によれば、人の意識は、死によって消滅するのではなくて、死後も存続します。肉体という「外なる人」が滅びても、霊魂という「内なる人」が、それぞれに固有の人格を…

心の貧しい人は幸いか

ルドルフ・イェーリン「シュヴァルツバルトの山上の説教」 【比較研究】 マタイによる福音書5章3節の和訳について https://biblehub.com/interlinear/matthew/5-3.htm http://www.bbbible.com/bbb/bbbmt05a.html <Greek> Μακάριοι οἱ πτωχοὶ τῷ πνεύματι…

天国は一つしかない!

1.天国は一つ天国は一つしかありません。カトリック専用天国とか、プロテスタント専用天国とか、日本イエス・キリスト教団専用天国とか、そんなものはありません。アメリカ人専用天国とか、韓国人専用天国とか、日本人専用天国とか…ありません。お金持ち用…

「滅びの奴隷」第二ペテロ2:12〜22

【金言】彼らは、むなしい大言壮語を吐いており、誤った生き方をしていて、ようやくそれをのがれようとしている人々を肉欲と好色によって誘惑し、その人たちに自由を約束しながら、自分自身が滅びの奴隷なのです。 (ペテロの手紙第二 2:18~19) 1.理性…

「神の召しと選び」ペテロ第二1:1~11

【金言】ですから、兄弟たちよ。ますます熱心に、あなたがたの召されたことと 選ばれたこととを 確かなものとしなさい。(ペテロ第二 1:10) 1.ペテロの遺言 この書は、使徒ペテロが紀元66年頃にローマで書いた手紙=回覧状と思われる。宛先は「ペテロの…

「よみの征服・天への凱旋」ペテロ第一3:18~22

【金言】 その霊において、キリストは捕らわれの霊たちのところに行って、みことばを語られたのです。(ペテロ第一3:19) キリストは天に上り、御使いたち、および、もろもろの権威と権力を従えて、神の右の座におられます。(ペテロ第一3:22) 1.身代…

ペテロ第一書の霊的な世界観とキリストによる贖いについて

「ペテロの手紙第一」は、霊的な階層的世界観を前提として書かれています。その階層とは、(1) 天上の世界 (2) 地上の世界 (3) 地下の世界(よみ)です。 イエス・キリストは、これらすべてを包括的に贖っておられます。 1.イエス・キリストは、永遠のはじ…

「キリストにならって」ペテロ第一2:13~25

【金言】キリストも、あなたがたのために苦しみを受け、その足跡に従うようにと、あなたがたに模範を残されました。(ペテロ第一2:21) キリストの贖いのわざによって、私たちは天にいます父の子とされ、天国の国民とされた。そして、神と人々を結ぶ祭司の…

「聖なるもの」ペテロ第一1:13~25

【金言】あなたがたを召してくださった聖なる方にならって、あなたがた自身も、あらゆる行いにおいて聖なるものとされなさい。(Ⅰペテロ1:15) 私たちがキリストによる救いにあずかったのは、私たちの思いを遙かに超えた、神の計画によることである。それ…

「生ける望み」ペテロ第一1:1~12

【金言】神は、ご自分の大きなあわれみのゆえに、イエス・キリストが死者の中からよみがえられたことによって、私たちを新しく生まれさせて、生ける望みを持つようにしてくださいました。(Ⅰペテロ1:3) 1.神に選ばれ、贖われた人々へ この手紙は、使徒…

ただ一つの道(ヨハネ14:1~14)

【金言】わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。 (ヨハネ14:6) 1. 天にある父の家 主イエスは敵に捕らえられる前に、弟子たちに、その後の彼らの歩みのために必要な訓…

宣教の戦略(マタイ4:12-17)

ヨルダン川で洗礼を受けた後、荒野で悪魔に勝たれた主イエスは、いよいよ宣教の働きを開始された。教会の主目的である「宣教」の戦略について、要点を整理して学びたい。 ①情報力=情勢の把握・分析 [ヨハネが捕えられたと聞いて] ②フレキシビリティー(柔…

聖書のパノラマ -堀江優 画伯の作品集-

原罪 What is this thou hast done  あなたの手を、その子に下してはならない モーセ 敬虔者ヨブの改悛 悪病を癒された女弟子 放蕩息子 ラザロの奇跡 最後の晩餐 ペテロ[安井賞受賞作] この男に何の罪も見いだせない 十字架の救いにあずかった最初の人々 …

臨死体験は死の体験ではない!

『天国は、ほんとうにある―天国へ旅して帰ってきた小さな男の子の驚くべき物語』著:トッド・バーポ、リン・ヴィンセント、 訳:阿蘇品友里 (2011/10/17) この本は、アメリカや日本のクリスチャンの間で、結構、話題になっているようです。しかし、「聖書」…

直葬でいいですか?

1.5人に1人は「直葬」超高齢社会となった今日、健康と病気が話題の中心を占めるようになり、葬式が日常的な出来事になった。「家族葬」はすでに一般化しているが、最近は、通夜も告別式も行わず、火葬だけで済ます「直葬」が増えているという。NHKが 昨…

「現代のパウロ解釈を考える」(福音主義神学会 西部部会 秋季研究会議 の感想)

先日、2012年11月19日(月)に、日本福音主義神学会 西部部会 秋季研究会議が、神戸神学館で行われました。 今回のメインテーマは「現代のパウロ解釈を考える」というもので、New Perspective on Paul (以下、NPPと略す)を積極的に評価する見地から鎌野直…

「キリスト者の自由」ガラテヤ人への手紙4:21~5:1

【金言】キリストは、自由を得させるために、私たちを解放してくださいました。ですから、あなたがたは、しっかり立って、またと奴隷のくびきを負わせられないようにしなさい。(ガラテヤ5:1) パウロはガラテヤの信徒たちに、神の子とされている恵みを自…

「天上の教会」黙示録7:9〜17(召天者合同記念礼拝)

【金言】なぜなら、御座の正面におられる小羊が、彼らの牧者となり、いのちの水の泉に導いてくださるからです。また、神は 彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださるのです。(黙示録7:17) 1.死後の状態 人は死んだら、どうなるのか。古来、人々はい…

創造論と進化論の違いについて

「初めに神が天と地を創造された」(旧約聖書 創世記1:1) 「神を信じるなんて科学的じゃない。神がいるなら、科学的に証明してみせてよ」。 このような科学万能・科学絶対の科学信仰を持つ人が、今だに日本では少なくないようです。しかし今日、世界人口の…

「御霊の賜物と教会」コリント人への手紙第一 12:1~31

【金言】あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです。(第一コリント12:27) 聖霊降臨日にあたり、聖霊によって誕生した、教会の本質と実際について学びたい。 1.神の教会 パウロは54年頃にこの手紙を書いた。コリントの教会に…

《雑感》天国は一つ

「それは、わたしたちが一つであるように、彼らも一つであるためです」(ヨハネの福音書17:22)天国は一つしかありません。 そこには宗派・教派・教団・グループなどの区別はありません。 この地上にあっても、キリスト者の心に天国があり、教会に天国があ…