KANAISM BLOG ー真っ直ぐに行こうー

聖書のメッセージやキリスト教の論説、社会評論などを書いています。

第二次世界大戦

二日市保養所 跡地を訪ねて

二日市保養所 2019年3月19日の午後、筆者はJR鹿児島本線二日市駅に降り立ち、徒歩で済生会 特別養護老人ホーム むさし苑 に向かいました。ホームの駐車場の片隅にある石碑を訪ねるためです。 特別養護老人ホーム むさし苑 所在地 〒818-0058 福岡県筑紫野市…

激動する朝鮮情勢と日本

1.三・一独立運動、提岩里事件から100年 提岩里(ていがんり、チェアムリ)事件が起きてから今年で100年になる。これは1919年4月15日、朝鮮京畿道水原郡郷南面提岩里(現在の華城市郷南邑提岩里)で日本の軍隊によって29人の住民が殺害された痛ましい事件…

沖縄で悲劇を繰り返さなさいために

今、NHKオンデマンドで「ドキュメント沖縄戦」が無料で公開されています。 www.nhk.or.jp ■ドキュメント沖縄戦 戦後70年にあたってNHK沖縄放送局が制作した、沖縄の地上戦の実態を克明に描き戦争とは何かを見つめ直したシリーズ。沖縄国際大学名誉教授…

命つないだ神戸のリンゴ ユダヤ難民4600人支える

迫害から逃れて神戸にやってきたユダヤ人にリンゴを配る日本人牧師たち=斉藤真人さん提供出典:朝日新聞デジタル http://digital.asahi.com/articles/ASHBW4FLTHBWPIHB00R.html?rm=283「命つないだ神戸のリンゴ ユダヤ難民4600人支える」 大川洋輔、金…

米軍は日本から撤退する?

普天間基地辺野古代替地写真出典: 沖縄の不都合な真実(7):第一章:普天間問題の何が問題なのか-2: まな兵衛@沖なは雑記帳 1.暗礁に乗り上げた普天間基地移設問題普天間基地の辺野古への移転をめぐって今、政府と翁長沖縄県知事の間に厳しい対立が生じて…

安保闘争リベンジ?

近ごろ恐ろしいなと思うのは、安保法案に反対することが絶対に正しいかのように、思い込んでいたり、あるいはそう感じさせるような発言をする人がいる、ということです。政治に、絶対的に正しい判断などあるのでしょうか? 平和安全法制等の整備について|内…

安倍首相「戦後70年談話」

政府は、14日夕方に開いた臨時閣議で、総理大臣の「戦後70年談話」を決定し、安倍総理がこれを発表しました。 戦後70年談話 【ノーカット版 1/4】(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュースheadlines.yahoo.co.jp 戦後70年談話 【ノーカット版 2/4】(…

玉音放送「終戦の詔書」

NHK NEWS WEBwww3.nhk.or.jp 昭和天皇、終戦の玉音放送「終戦の詔書」 朕深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク朕ハ帝国政府ヲシテ米英支蘇四国ニ対シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ抑…

帝国主義=グローバリズムと一体化したキリスト教の超克

kanai.hatenablog.jp kanai.hatenablog.jp kanai.hatenablog.jp kanai.hatenablog.jp kanai.hatenablog.jp kanai.hatenablog.jp kanai.hatenablog.jp kanai.hatenablog.jp この30年ほど、長い長い旅をしてきた。自分なりにいろいろなことを考えて、いろいろ…

エキュメニカル運動略史

1.危機の時代と新しいポテンシャル 19世紀に欧米に起こった産業革命=工業化の波は、列強の帝国主義的侵略と植民地支配となって全世界に波及した。同時期に欧米のキリスト教に起こったリバイバリズム(信仰復興運動)は、多数の宣教団を生み出し、世界各地…

今、日本の政治を考える(1)

1.政治という作業政治や行政というものは、日々緊迫した問題が次々に発生する国際社会と国内社会の現実に向き合って、様々なファクターを考慮し計算し連絡・調整・協議を重ねて決断を下し、問題を処理していく仕事です。白か黒か、賛成か反対か、正か誤か…

事実・真実・歴史とは

1.「事実」を捏造する者たち来年8月に私たちは、アジア太平洋戦争の終戦から70年という大きな節目を迎えます。しかし、従軍慰安婦問題に代表されるように、未だに戦後処理の問題で日韓関係や日中関係が大きく揺れています。 http://ja.wikipedia.org/wiki…

大東亜戦争のコンテクストを考える

朝日新聞は8月5日付と6日付の紙面で「慰安婦問題を考える」という大特集を組みました。そして、1982年9月2日以来16回も同紙で取り上げてきた「韓国・済州島で、女性たちを慰安婦とするために強制連行した」という吉田清治氏の証言を、虚偽と認め、記事…

麻生太郎氏の「失言」について

麻生太郎副総理兼財務相が、7月29日に東京で開かれた「国家基本問題研究所月例研究会」の講演で語った発言が、いま問題視されて、政争の具とされています。これに関する小生の感想と、諸々の情報を以下に記させていただきます。 *************…

TPP交渉参加について--世界の変化と日本の政治・経済

1.アメリカのねらい今日から日本もTPP(Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement 環太平洋戦略的経済連携協定)の交渉に参加します。 「TPPでアメリカが標的としているのは、日本の市場である」という指摘を、よく見聞きします。TPP交渉参…

今、私たちはどこにいるのか <経済>

1.アベノミクスはデフレを解消できるのか? 昨年12月26日に発足した第2次安倍晋三内閣は、4か月経った今も高い支持率を保っています。その人気の理由の一つは、「アベノミクス」と呼ばれる経済政策が、順調な滑り出しを見せていることにあるでしょう。 ア…

ユダヤ人6000人を救った日本の外交官・杉原千畝

第2次世界大戦中、ナチス・ドイツによって殺害されたユダヤ人は、600万人以上とも言われます。その「ユダヤ人狩り」から逃れて来た人々に対して、ビザを発行して命を救った、日本の外交官がいました。杉原千畝(すぎはら ちうね)です。杉原はリトアニアで…

沖縄!!

1.繰り返される、米兵による沖縄の女性に対する暴行 昨年10月に沖縄本島中部で女性を暴行してけがを負わせたとして、集団強姦致傷罪などに問われた米海軍の2人の被告に対して、今日3月1日、那覇地裁は、上等水兵(24)に懲役10年(求刑同12年)、3等…

ヒロシマとナガサキへの原爆投下の罪責について

序 米国の戦争責任を問う 8月は、私たち日本人にとって、アジア・太平洋戦争について考える重要な意味を持っています。ここでは、広島と長崎への原爆の投下に関する米国の罪責について考えてみようと思います。 敗者である日本人は、いわゆる東京裁判で戦争…