地球環境問題
キリスト教の終末論と千年王国 彼らは生き返って、キリストと共に千年の間統治した。彼らは神とキリストの祭司となって、千年の間キリストと共に統治する。(ヨハネの黙示録第20章4,6節) 第3章 聖書の歴史観と終末論 聖書の終末論を理解する鍵の一つは、「…
筆者が大学で経済学を学んだのは、もう30年ほども前、バブル経済の末期でした。数学を駆使した数量経済学の最盛期でしたが、私は逆に「人間の行動なんてそんなに合理的でもないべ。なんか嘘っぽいな」と思いました。数学が好きじゃなかっただけかもしれま…
信じた者の群れは、心を一つにし思いを一つにして、だれひとりその持ち物を自分のものだと主張する者がなく、いっさいの物を共有にしていた。彼らの中に乏しい者は、ひとりもいなかった。地所や家屋を持っている人たちは、それを売り、売った物の代金をもっ…
資源・エネルギー問題は、日本の政治・経済・安全保障の根本問題である。今年は戦後70年の節目の年であり、様々な方面から先の大戦についての検証が為されているが、米国による対日石油禁輸措置(1941年)が持っていた意味も当然考慮されるだろう。当時わ…
福島第一原子力発電所の廃炉作業を検証してきたIAEA(国際原子力機関)の調査団長が2月17日に、東京都内で記者会見をして、汚染水を処理したあとの放射性物質を含んだ水を、国の基準以下まで薄めて海に放出することも検討する必要がある、という考え…
序、福音派と共産党の共闘?最近、共産党系の団体や人々と行動を共にする福音派のクリスチャンが多いことに、私は疑問を感じています。「たまたま共通の目標があったから、共闘しているんだ」ということなら理解できなくもないのですが、主張している内容や…
✿❀✿ 春 ✿❀✿ 雪溶けて 顔を覗かす 蕗の薹(フキノトウ) 雪解けの 冷たき水も 春歌う 三笠山 覆う 若草 春は来ぬ 春風よ 今年は何を 運ぶのか 桜散る 葉桜もまた 桜なり 梅雨に濡れ なお艶やかな 紫陽花(あじさい)よ 紫陽花の 色は変われり 夏近し ✿❀✿ 夏 ✿…
2013年12月20日、諫早湾の潮受け堤防の排水門は、ついに開かなかった。福岡高裁が、この日までに水門を開けるよう命令していたのに、国はその法的義務を履行しなかったのだ。これは異例の事態であり、重大な問題だ。 諫早湾干拓事業に関しては、漁業者、農業…
1.アメリカのねらい今日から日本もTPP(Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement 環太平洋戦略的経済連携協定)の交渉に参加します。 「TPPでアメリカが標的としているのは、日本の市場である」という指摘を、よく見聞きします。TPP交渉参…
ヨーロッパのエコロジー運動には長い歴史がありますが、「赤と緑の連合」というポリシーを掲げる人たちが昔からいます。つまり、強力な国家権力によらなければ、エコロジーは進んでいかない、というのです。ドイツでは1998年から2005年まで社会民主党と緑の…
1.日本におけるエコロジー経済学の先駆者たち筆者が千葉大学の工藤秀明ゼミでエコロジー経済学を専攻したのは、もう20 年余り前になる。1986年4月に起こったチェルノブイリ原発事故を契機に、その頃は日本でも反原発の巨大なうねりが生まれていた。 www.d…
1.TPPこそ重要な争点だ!今日、衆議院が解散して、政治家たちは本格的に総選挙に向かって動き出しました。今度の選挙では、脱原発や外交・国防、地方分権など、国の将来を左右する重要な争点が多くあります。TPP(Trans-Pacific Strategic Economic …
生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。(創世記1:28) 土地は、あなたのゆえにのろわれてしまった。あなたは、一生、苦しんで食を得なければならない。(同3:17) フクシマの原発事故以降、日本…
1.リベンジ 2011・3・11。福島第一原発事故。あの日から我々日本人は、再び原子力発電の問題を切実に考えるようになりました。「再び」というのは、チェルノブイリ原発事故(1986年4月26日)の後にも、「反原発」の運動や議論が盛んになされたからです。 …
この7月にグリーンランドで、ほぼ全域の氷床が融解しました。高気圧が覆って、暖かい空気が通ったことが原因と思われます。厚い氷床の大部分は残っており、再び凍結が始まっているようです。 こうした現象は、ほぼ150年に1度の割合で起こっており、今回も…
1.原発問題の特殊性 東日本大震災がおこってから1年が経ちました。この地震がもたらした災禍には、他の震災と大きく違う点があります。それは福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染の問題です。 原子力発電の問題は、他の問題とは明確に区別して議…