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カナイノゾム研究室

聖書のメッセージや社会評論などを書いています。

歴史を学ぶ意義について(日本イエス・キリスト教団のルーツ・序文)

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 自分(たち)は、何者であり、時間的・空間的・社会的な全体像の中でどこに位置しており、どのような意味・目的を持っているのか。

このいわゆる「アイデンティティー(Identity)」を理解することは、人間にとって、個人であれ集団であれ、欠くことのできない本質的な問題である。

 

人間は時間の感覚を持ち、歴史の意識を持っていて、未来について考えずにはおられないものであるから、「私(たち)は、これからどこに向かって進めばよいのか。何をすればよいのか」という問いを常に持っている。これを考えるにあたり、最も重要な基礎的条件となるのが、アイデンティティーの理解なのである。

 

その確かな基礎に立って、今日の世界を見つめ、人間を見つめるならば、自分たちが為すべきことは何か、わかってくるはずである。


小生は「日本イエス・キリスト教団」で牧師をしているが、我々の信仰のルーツをたどると、以下のようなものに深い関係があると思われる。

 

小島伊助 沢村五郎 関西聖書神学校 竹田俊造 日本伝道隊

J.B.ソーントン A.P.ウィルクス B.F.バックストン 

ケズィック・コンベンション 19世紀ホーリネス運動

ロー・チャーチ(福音派) リバイバリズム

J.フレッチャー ジョン・ウェスレー 聖公会

モラビア兄弟団 敬虔主義 正統主義

ジャン・カルヴァン マルティン・ルター 宗教改革

ローマ・カトリック教会 古代教会

 

 筆者はこれから、日本イエス・キリスト教団のルーツについて、いくつかの小論を書き連ねようと思う。これが、この教団のアイデンティティー理解に、いくらかでも資するところがあれば幸いである。

 

歴史の計画者であり、主導者である神が、キリストの体なる教会の各部分に、その存在の固有の意味と、全体との関わりにおける役割を教え、皆を固く結んで、御国の建設に用いてくださいますように!

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、今は聖徒たちと同じ国民であり、神の家族なのです。あなたがたは使徒と預言者という土台の上に建てられており、キリスト・イエスご自身がその礎石です。(エペソ2:19-20)

 

この方にあって、組み合わされた建物の全体が成長し、主にある聖なる宮となるのであり、このキリストにあって、あなたがたもともに建てられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。(同2:21-22)

 

その奥義とは、福音により、キリスト・イエスにあって、異邦人もまた共同の相続者となり、ともに一つのからだに連なり、ともに約束にあずかる者となるということです。(同3:6)

 

主は一つ、信仰は一つ、バプテスマは一つです。すべてのものの上にあり、すべてのものを貫き、すべてのもののうちにおられる、すべてのものの父なる神は一つです。(同4:5-6)

 

キリストによって、からだ全体は、一つ一つの部分がその力量にふさわしく働く力により、また、備えられたあらゆる結び目によって、しっかりと組み合わされ、結び合わされ、成長して、愛のうちに建てられるのです。(同4:16)