KANAISM BLOG ー真っ直ぐに行こうー

聖書のメッセージやキリスト教の論説、社会評論などを書いています。

信仰

歴史を学ぶ意義について(日本イエス・キリスト教団のルーツ・序文)

自分(たち)は、何者であり、時間的・空間的・社会的な全体像の中でどこに位置しており、どのような意味・目的を持っているのか。 このいわゆる「アイデンティティー(Identity)」を理解することは、人間にとって、個人であれ集団であれ、欠くことのできな…

「養ってくださる主」ヨハネ21:1~14

【金言】 イエスは彼らに言われた。「さあ、来て、朝の食事をしなさい」。 イエスは来て、パンを取り、彼らにお与えになった。(ヨハネ21:12、13) 1.失望の中で 弟子たちはエルサレムで、復活された主イエスにお会いした。それなのに、彼らは故郷のガリ…

「信じる者であれ」ヨハネ20:24~31

【金言】不信仰であってはいけない。信じ続けなさい。(ヨハネ20:27) 1. 人の不信仰 復活された主イエスは、日曜日の夕方、家に閉じこもっていた弟子たちの真ん中に立たれ、ご自身をお示しになった。ところが、12弟子の一人であるトマスは、そのとき彼ら…

キリスト教は日本に根づくことができるか ー 遠藤周作の問題提起についてー

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「死後の報い」ルカ16:19-31

【金言】しかし、今ここで彼は慰められ、おまえは苦しみもだえているのです。 (ルカ16:25) 神は人に永遠を思う心をお与えになった(伝道者の書3:11)。そのため人は死後の世界に思いを馳せるが、世に流通する誤った知識に翻弄されやすい。私たちは聖書の…