KOBEクリスチャンライフセミナー「ミドルの部」の2回目が4月11日(土)に、日本イエス・キリスト教団御影福音教会で開催された。今回のテーマは「健全な家庭生活とは?」。
まず、角谷和子さん(日本ホーリネス教団加古川めぐみ教会)が証しをしてくださった。お姑さんの介護、そして看取り。「その日はペンテコステ、お姑の最後の言葉は主の祈りでした」。
続いて、神村一男さん(日本ホーリネス教団神戸教会)の証し。海上での勤務が終わって、1999年2月に受洗。「聖書朗読を通して妻と話ができました。主のみ声を聞いて、タバコをやめることができました。大病をしたけれど癒されて、妻と週3回早天祈祷会に通うようになりました」。
そして、小平牧生牧師と恵夫人(キリスト兄弟団西宮ニューコミュニティー)の講演。ご夫妻が交互に登壇して、「家庭を築く喜び」について語った。
ふたりとも牧師の子女であり、プロポーズの言葉は「一緒に戦ってほしい」。
恵夫人は語る。「結婚して関西での生活を始め、カルチャーショックを受けました。けれども、『あなたは、あなたの夫を守りなさい』と神が語りかけてくださいました。戦友として神のみ前で夫を支えていく。その姿勢は29年経った今も変わりません」。
ご夫妻は、結婚式の「誓約のことば」を居間に掲示して、いつも確認している。
1「私はあなたの助け手です」。
2「私はあなたのものです」。
3「私はいつまでもあなたの妻/夫です」。
小平牧師は語る。「結婚のゴールは『ふたりが一体となる』こと。ふたりの間に神以外何ものも入れないということです」。
恵夫人も証しする。「私たちは今も相手を名前で呼んでいます。『夫』は『お父さん』でも『おじいちゃん』でもありませんから」。「感じ方や考え方の違いで衝突が起こります。でも、一つ一つ自分の気持ちを正直に言葉にする。お互いを理解することをあきらめない。神は、どのような問題にも解決を用意していてくださるからです」。
最後に小平牧師が語る。「結婚の誓約に不誠実なことがあったとしても、誠実であろうと努力することが大切です。行き詰まって、あきらめてしまう夫婦が多い。私たちは生ける神を信じています。だから、あきらめない」。
講演の後、参加者53名が8つのグループに分かれて、分かち合いをしました。トレーニングを受けたKOBEコイノニア・フレンズ・リーダー11名が、それぞれのグループを上手に導いていました。
(注)これは第6回日本伝道会議 神戸アナロギア神学委員会が主催した集会です。
http://www.jcenet.org/ven_com.html