【 Happy Home の活動について 】
1981年、ローズ・マルティネス(Rose Martinez)さんは、カリフォルニアのカルバリーチャペル(Calvary Chapel of Visalia)からタイに宣教師として遣わされました。
ローズさんの重荷は、タイの孤児たちが置かれている劣悪な状況から彼らを救いだし、温かい家庭環境を提供することでした。
タイ北部の山岳民族は貧困に苦しんでいますが、タイの国民として認められていないため、タイ国の政府からいかなる支援も受けることができません。そのために、子供が捨てられたり、身売りされたりします。
ローズさんは当初、小さな家に数名の子供たちを引き取り、母親として育て始めました。そして、孤児となる子供たちのあまりの多さに、孤児院建設の必要に迫られるようになりました。
ローズさんは、アメリカ人女性の働きに対する現地の人々の理解不足や偏見などから様々な困難に直面しましたが、活動を30年に渡って継続してきました。
現在、タイで3つ、カンボジアで1つの孤児院を運営して、約100人の子どもたちを養育しています。孤児院から巣立った人たちは100人を超えています。彼らは皆、クリスチャンです。
子供たちが自立するためには、教育が欠かせません。タイでは子供の教育費として以下の金額が必要です。
幼稚園、小学校の一年間の教育費 3,450 B (11,970円)
中学校の一年間の教育費 6,700 B (23,300円)
職業専門学校の一年間の教育費 28,900 B(100,290円)
大学に進学を希望する子供たちも増えています。
【 a cup of water の活動について 】
ニューライフキリスト教会(大阪府三島郡島本町)のメンバー有志が1993年から Happy Home の活動を支援してきました。2008年には非営利特定活動法人 a cup of water を設立しました。
神戸大石教会のメンバー有志もささやかですが、支援の輪に加えていただいております。
この活動に関心を持たれた方は、以下のサイトをご覧ください。
http://acupofwater.jpn.org
https://www.facebook.com/acupofwater.friend/timeline