聖なるものを犬にやるな。また真珠を豚に投げてやるな。恐らく彼らはそれらを足で踏みつけ、向きなおって、あなたがたにかみついてくるであろう。(マタイ7:6)
物事の価値は、わかる人にはわかるし、わからない人にはわからない。そういうものです。
キリストの福音は、この世で最も高価なものです。神の御子イエスの命が懸けられているからです。誰でも信じるだけで救われる。この無償の福音を提供するために、神はどれほど大きな犠牲を払われたことでしょう。
この至高の富を、価値がわからぬ者に与えてはなりません。神に対する己の霊的負債の大きさを嘆き悲しみ、キリストの恩恵に依りすがる者に、福音を与えなければなりません。
福音を割り引いたり、水増ししてはなりません。霊的に閉ざされた目を開いて、光を与えたもう聖霊に依り頼みつつ、福音を福音として、そのままに伝えましょう。
神は、そのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちに命を得させてくださいました。ここに、神の愛が私たちに示されたのです。
私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物として御子を遣わされました。ここに愛があるのです。
愛する者たち。神がこれほどまでに私たちを愛してくださったのですから、私たちも互いに愛し合うべきです。
(ヨハネの手紙第一4:9〜11)