KANAISM BLOG ー真っ直ぐに行こうー

聖書のメッセージやキリスト教の論説、社会評論などを書いています。

「宣教のネットワーク」使徒の働き18章18~28節

【金言】兄弟たちは彼を励まし、そこの弟子たちに、彼を歓迎してくれるようにと手紙を書いた。(使徒18:27) キリスト者は共に生きる者として神に召されている。その幸いを味わいたい。 1.教会をつなぎ合わせるパウロ パウロはコリントで1年6か月間伝道…

「天地の主なる神」 使徒の働き17章22~31節

【金言】この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神は、天地の主ですから、手でこしらえた宮などにはお住みになりません。(使徒17:31) 1.多神教の町 使徒パウロはマケドニヤでの宣教活動の後、アテネに行った。彼はこの町の至る所に偶像があ…

「異邦人の救い」使徒の働き15章13~35節

【金言】聖霊と私たちは、次のぜひ必要な事のほかは、あなたがたにその上、どんな重荷も負わせないことを決めました。 (使徒15:28) 1.民族宗教から世界宗教へ 神は、今から4000年も前にアブラハムを召し出して、「地上のすべての民族は、あなたによって…

「救いの条件」使徒の働き15章1~12節

<金言> 私たちが主イエスの恵みによって救われたことを私たちは信じますが、あの人たちもそうなのです。 (使徒15:11) 新しいことを始める時にはトラブルが付きものである。しかし、それを恐れていては何事も進められない。初代教会に起こった「ブレイク…

「御霊の賜物と教会」コリント人への手紙第一 12:1~31

【金言】あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです。(第一コリント12:27) 聖霊降臨日にあたり、聖霊によって誕生した、教会の本質と実際について学びたい。 1.神の教会 パウロは54年頃にこの手紙を書いた。コリントの教会に…

キリスト教は日本に根づくことができるか ー 遠藤周作の問題提起についてー

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親と子の絆

人間というもの 「人間」という言葉は「人」の「間」と書きます。人は他の人との関係によって生かされるものです。誰も独りでは生きていけません。人は人間関係において喜び、怒り、哀しみ、楽しむものです。そこに人の生きがいがあります。 人は「神のかた…

「死後の報い」ルカ16:19-31

【金言】しかし、今ここで彼は慰められ、おまえは苦しみもだえているのです。 (ルカ16:25) 神は人に永遠を思う心をお与えになった(伝道者の書3:11)。そのため人は死後の世界に思いを馳せるが、世に流通する誤った知識に翻弄されやすい。私たちは聖書の…

「滅亡の警告」ルカ13:1-9

【金言】あなたがたも、悔い改めないなら、みな同じように滅びます。(ルカ13:3)聖書は、神の大いなる裁きの日が近づいていることを、教えている。そのための備えについて学びたい。1. 悔い改めの必要イエスの一行がエルサレムに向かう途中、都に起こっ…