「語り続けよ」使徒の働き18章1~11節
【金言】
恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。
わたしがあなたとともにいるのだ。 (使徒18:9~10)
1.同労者と共に
パウロはアテネを去ってコリントに行った(50年秋)。この町は交通の要衝として栄え、アカイア州の首都であったが、偶像崇拝が盛んで、性的に退廃していた。
この町でパウロはアクラ・プリスキラ夫婦に出会った。彼らはパウロと同業者=テントメーカーであり、熱心な信徒伝道者であった。この夫婦がこの後、パウロの同労者となって、すばらしい働きをする。
さらに、マケドニヤからシラスとテモテも駆けつけた。ピリピ教会の経済的支援によって、パウロは伝道に専念できるようになった(ピリピ1:5, 2:25, 4:14-16)。
2.救われた人たちと共に
コリントでも、ユダヤ人がパウロの働きを妨害した。しかし、会堂管理者クリスポをはじめ、多くの人々が、イエスをキリストと信じて、救われた。
3.語り続けよ
ある夜、主はパウロに幻の中で語られた。
「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。わたしがあなたとともにいるのだ。だれもあなたを襲って、危害を加える者はない。この町には、わたしの民がたくさんいるから」。
パウロと教会の信徒は、ユダヤ人の迫害に屈することなく、この町で伝道を続けた。
私たちも共にキリストの福音を語り続けよう!