KANAISM BLOG ー真っ直ぐに行こうー

聖書のメッセージやキリスト教の論説、社会評論などを書いています。

2012-01-01から1年間の記事一覧

「異邦人の救い」使徒の働き15章13~35節

【金言】聖霊と私たちは、次のぜひ必要な事のほかは、あなたがたにその上、どんな重荷も負わせないことを決めました。 (使徒15:28) 1.民族宗教から世界宗教へ 神は、今から4000年も前にアブラハムを召し出して、「地上のすべての民族は、あなたによって…

【メモ】医療系・医療技術系・ボディケア系の資格について

医療系・医療技術系・ボディケア系の資格について、整理します。 ■国家資格(医療行為が認められるもの)医師、看護師、理学療法士、作業療法士、他 ■国家資格(医療類似行為が認められるもの)柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、鍼灸…

「救いの条件」使徒の働き15章1~12節

<金言> 私たちが主イエスの恵みによって救われたことを私たちは信じますが、あの人たちもそうなのです。 (使徒15:11) 新しいことを始める時にはトラブルが付きものである。しかし、それを恐れていては何事も進められない。初代教会に起こった「ブレイク…

ゆる〜い腰痛の話

【1】私の腰痛体験 生協で配達をやっていて、初めてぎっくり腰になったのが、22歳の時。 その後、何回ぎっくり腰をしたか覚えていません。 <腰痛になりやすい人の例> ・デスクワークや車の運転が多い。⇒ 運動不足 ・立場・仕事・性格のため、ストレスを感…

「御霊の賜物と教会」コリント人への手紙第一 12:1~31

【金言】あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです。(第一コリント12:27) 聖霊降臨日にあたり、聖霊によって誕生した、教会の本質と実際について学びたい。 1.神の教会 パウロは54年頃にこの手紙を書いた。コリントの教会に…

《雑感》天国は一つ

「それは、わたしたちが一つであるように、彼らも一つであるためです」(ヨハネの福音書17:22)天国は一つしかありません。 そこには宗派・教派・教団・グループなどの区別はありません。 この地上にあっても、キリスト者の心に天国があり、教会に天国があ…

バックストンの信仰と宣教(日本イエス・キリスト教団のルーツ01)

この歴史物語は英国人宣教師バークレー・フォウェル・バックストン(Barclay Fowell Buxton 1860年 - 1946年)の話から始まる。 バークレー・バックストン - Wikipedia バックストン師は1860年8月16日に英国エセックスのレイトンストーン・ハウスに生まれた…

「使徒の任務」使徒1:15~26

【金言】この務めと使徒職の地位を継がせるために、このふたりのうちのどちらをお選びになるか、お示しください。 (使徒の働き1:25) 神はこの世で御業を進めるために人をお用いになる。神に用いられる人について、使徒選出の記録から学ぼう。 1.使徒…

厚木武男兄召天の記録・追悼

「厚木さーん、ア・ツ・ギ・タ・ケ・オー、おるかー」 私たちの叫ぶ声は彼に届いたでしょうか。後日お聞きしたところでは、厚木武男兄は2011年5月20日(金)の午後7時頃に心筋梗塞のため、摩耶山中で息を引き取ったようです。 あの夜、そしてあの朝の出来…

脱原発におけるキリスト教の役割

「日本が原発を持つのは、その気になれば1年以内に核武装できるように備えるためだ。原発は減らすべきだが、安全保障のために残さなければならない」。これは政界きっての防衛通として知られる、石破茂代議士(自民党)の意見です。http://www.youtube.com…

「母の信仰」使徒1:12~14

【金言】 この人たちは、婦人たちやイエスの母マリヤ、およびイエスの兄弟たちとともに、みな心を合わせ、祈りに専念していた。(使徒1:14) 子供の救いのために親にできることは何か。母の日にあたり、主イエスの母マリヤの信仰に学びたい。 1.神に従う母…

フィリピン・ネグロス島の話 01

20年ほど前に、筆者がフィリピンのネグロス島で、神父や農業労働者、子どもなどから聞いた話を総合して、紹介します。(簡単・大雑把ですが)。 ☆ ☆ ☆ スペインから来た侵略者と彼らに結託した地元の有力者たちによって、農地が独占され、農民は土地無し日雇…

歴史を学ぶ意義について(日本イエス・キリスト教団のルーツ・序文)

自分(たち)は、何者であり、時間的・空間的・社会的な全体像の中でどこに位置しており、どのような意味・目的を持っているのか。 このいわゆる「アイデンティティー(Identity)」を理解することは、人間にとって、個人であれ集団であれ、欠くことのできな…

「養ってくださる主」ヨハネ21:1~14

【金言】 イエスは彼らに言われた。「さあ、来て、朝の食事をしなさい」。 イエスは来て、パンを取り、彼らにお与えになった。(ヨハネ21:12、13) 1.失望の中で 弟子たちはエルサレムで、復活された主イエスにお会いした。それなのに、彼らは故郷のガリ…

「信じる者であれ」ヨハネ20:24~31

【金言】不信仰であってはいけない。信じ続けなさい。(ヨハネ20:27) 1. 人の不信仰 復活された主イエスは、日曜日の夕方、家に閉じこもっていた弟子たちの真ん中に立たれ、ご自身をお示しになった。ところが、12弟子の一人であるトマスは、そのとき彼ら…

キリスト教は日本に根づくことができるか ー 遠藤周作の問題提起についてー

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親と子の絆

人間というもの 「人間」という言葉は「人」の「間」と書きます。人は他の人との関係によって生かされるものです。誰も独りでは生きていけません。人は人間関係において喜び、怒り、哀しみ、楽しむものです。そこに人の生きがいがあります。 人は「神のかた…

「平安があるように」ヨハネ20:19~23

【金言】平安があなたがたにあるように。父がわたしを遣わしたように、わたしもあなたがたを遣わします。(ヨハネ20:21) 1. キリストによる平安 イエス・キリストが復活された日曜日の夕方、弟子たちは家に隠れていた。ユダヤ人たちによって自分たちも捕…

「なぜ泣いているのか」ヨハネ20:1~18

【金言】イエスは彼女に言われた。「なぜ泣いているのですか。だれを捜しているのですか。」(ヨハネ20:15) 1.不可解な出来事 イエスの死と葬りを最後まで見届けたのは、マグダラのマリヤを始めとする婦人たちである。 マグダラのマリヤは、イエスによっ…

「主のまなざし」ルカ22:31~34、54~62

【金言】しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。(ルカ22:32) 私たちは人間関係の中で自分自身の評価を決定して、喜びもし、悩みもする。 しかし…

「給仕する者のように」ルカ16:19-31

【金言】 治める人は仕える人のようでありなさい。(ルカ22:26) 私たちは、キリストに結ばれて一つの体を形成するために神に召されている。教会人のあり方について学ぼう。 1.若輩者のように 主イエスは、この地上に御自身の教会を建てるために弟子たちを…

「死後の報い」ルカ16:19-31

【金言】しかし、今ここで彼は慰められ、おまえは苦しみもだえているのです。 (ルカ16:25) 神は人に永遠を思う心をお与えになった(伝道者の書3:11)。そのため人は死後の世界に思いを馳せるが、世に流通する誤った知識に翻弄されやすい。私たちは聖書の…

脱原発依存の経済へ

1.原発問題の特殊性 東日本大震災がおこってから1年が経ちました。この地震がもたらした災禍には、他の震災と大きく違う点があります。それは福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染の問題です。 原子力発電の問題は、他の問題とは明確に区別して議…

「滅亡の警告」ルカ13:1-9

【金言】あなたがたも、悔い改めないなら、みな同じように滅びます。(ルカ13:3)聖書は、神の大いなる裁きの日が近づいていることを、教えている。そのための備えについて学びたい。1. 悔い改めの必要イエスの一行がエルサレムに向かう途中、都に起こっ…

新しいブログを始めます!

この新しいブログのデザイン、いいですね!ご覧のみなさま、お付き合いのほど、よろしくお願いします v(^o^)