KANAISM ー真っ直ぐに行こうー

聖書のメッセージや社会評論などを書いています。

キリスト

第3章 聖書の歴史観と終末論

キリスト教の終末論と千年王国 彼らは生き返って、キリストと共に千年の間統治した。彼らは神とキリストの祭司となって、千年の間キリストと共に統治する。(ヨハネの黙示録第20章4,6節) 第3章 聖書の歴史観と終末論 聖書の終末論を理解する鍵の一つは、「…

第1章 千年王国的終末論の思想史

キリスト教の終末論と千年王国 彼らは生き返って、キリストと共に千年の間統治した。彼らは神とキリストの祭司となって、千年の間キリストと共に統治する。(ヨハネの黙示録第20章4,6節) 第1章 千年王国的終末論の思想史 キリスト教には、「千年」を区切り…

序論 千年王国的終末論を問う

キリスト教の終末論と千年王国 彼らは生き返って、キリストと共に千年の間統治した。彼らは神とキリストの祭司となって、千年の間キリストと共に統治する。(ヨハネの黙示録第20章4,6節) 序論 千年王国的終末論を問う 2001年1月1日に我々は新しい千年紀(…

神の律法と人の言い伝え

2018年1月14日 顕現後第2主日礼拝 説教************************【聖書朗読】マタイの福音書15章1〜20節 マタイ 15.1-39 【説教題】「神の律法と人の言い伝え」金井 望 牧師 【中心聖句】 なぜ、あなたがたも、自分たちの言い伝…

わたしがいる。恐れるな。

2018年1月7日 顕現後第1主日礼拝 説教************************【聖書朗読】マタイの福音書14章22〜33節 マタイ 14.1-36 【説教題】「わたしがいる。恐れるな」金井 望 牧師 【中心聖句】 しっかりしなさい。わたしだ。 恐れるこ…

五千人の給食

Lambert Lombard Le Miracle des Pains 2018年1月1日 元旦礼拝説教************************【聖書朗読】マルコの福音書6章30~44節 マルコ 6.1-56 【説教題】「五千人の給食」金井 望 牧師 【中心聖句】 あなたがたが、彼らに食…

ふるさとにて

2017年12月31日 降誕後第1主日礼拝************************【聖書朗読】マタイの福音書13章53〜58節 マタイ 13.1-58 【説教題】「ふるさとにて」金井 望 牧師【中心聖句】 この人は、こんな知恵と不思議な力をどこから得たのだろ…

闇に輝く光

2017年12月24日 待降節第4主日 礼拝************************【聖書朗読】マタイの福音書2章13〜23節 http://www.bbbible.com/bbb/bbbmt02a.html 【説教題】「闇に輝く光」金井 望 牧師【中心聖句】この方にいのちがあった。この…

キリスト聖誕の場所と時期について

イエス・キリストがお生まれになった場所は「馬小屋」だという思い込みが、歴史的に長く、広く流布してきました。しかし、聖書に書かれているのは、赤子のイエス様が「飼い葉桶」に寝かせられたということだけです(ルカ2:7)。 ルカ 2.1-52 Luke 2:7 Interl…

星に導かれて

2017年12月17日主日礼拝@神戸大石教会************************【聖書朗読】マタイの福音書2章1〜12節 マタイ 2.1-23 【説教題】「星に導かれて」金井 望 牧師【中心聖句】すると、見よ、東方で見た星が彼らを先導し、ついに幼子…

神は私たちと共に

2017年12月10日主日礼拝@神戸大石教会************************【聖書朗読】マタイの福音書1章18〜25節【説教題】「神は私たちと共に」金井 望 牧師【中心聖句】「見よ、処女が身ごもって、男の子を産む。人々は彼の名をインマヌエ…

系図の福音

写真:横山匡 2017年12月3日(日)主日礼拝説教@神戸大石教会 ************************【聖書朗読】マタイの福音書1章1〜17節 マタイ 1.1-25【説教題】「系図の福音」 金井 望 牧師【中心聖句】アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イ…

ルターと神の母マリア

11月6日(月)から8日(水)までお茶の水クリスチャンセンターで日本福音主義神学会 第15回全国研究会議が開催されました。今回のテーマは『3つの「のみ」の再発見 ~宗教改革500年によせて~』というものでした。 www.facebook.com 日本福音主義神学会部会研究…

ナムアミダブツとキリスト教(2)

kanai.hatenablog.jp 今回は、浄土教の思想の歴史的発展について考察してみます。この記事は一つの壮大な仮説としてお読みください。 1.無量寿経 法然を宗祖とする浄土宗や親鸞を宗祖とする浄土真宗は、無量寿経(大経)、観無量寿経(観経)、阿弥陀経(…

ナムアミダブツとキリスト教(1)

鎌倉の大仏(阿弥陀仏) 『仏説無量寿経』一切の衆生救済のために王位を捨てて、世自在王仏のもとで法蔵菩薩と名乗り修行し、衆生救済のための五劫思惟し、浄土への往生の手立てを見出し、衆生救済のための「四十八願」を発願したのち、改めて誓いを立て修行…

新約聖書緒論 講義 シラバス

カナイノゾム神学塾は、福音主義の信仰に立って、牧師、信徒説教者、教会学校教師をめざす方々に必要な神学教育を行っています(超教派)。教師検定試験を受験する方々には最適な個別指導を行っています。 新約聖書緒論 講義 ■日時 10月6日から2月16日…

金井塾 ご案内

金井塾は、福音主義の信仰に立って、 牧師・信徒説教者・教会学校教師をめざす方々に必要な聖書教育と神学教育を行っています(超教派)。 日本基督教団のCコースなど教師検定試験を受験する方々に、最適な個別指導を行っています。 礼拝や集会に出張して、…

ダニエル書の世界観と神の民の倫理

旧約聖書の「ダニエル書」には、神の民の倫理に関して重要な事例が多数、記されている。この書は新バビロニア帝国、メディア王国、ペルシア帝国(アケメネス朝)に仕えたユダヤ人の歴史物語である。 これには歴史的な特殊性もあるが、神と国家権力と神の民、…

イエスは馬小屋で生まれたのか?

■ステーン 「 羊飼いの礼拝 」 1660年頃 イエスは馬小屋で生まれたのか? そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストから出た。これは、クレニオがシリヤの総督であったときの最初の住民登録であった。それで、人々はみな、登録のために…

東方の博士たちって何者?(西洋精神史の地下水脈)

■ジョルジョーネ「東方三博士の礼拝」 1507年 1.東方の博士たちって何者? 新約聖書「マタイによる福音書」の2章に不思議な人物が登場します。2:1~2、11節を引用します。 ◆新改訳(1970年) 1 イエスが、ヘロデ王の時代に、ユダヤのベツレヘムでお生…

御言葉は地の果てまで(ローマ10:16-21)

【聖書朗読】ローマ人への手紙10章16~21節 【説 教】「御言葉は地の果てまで」金井望牧師【今週の聖句】 その声は全地に響き渡り、 そのことばは地の果てまで届いた。 わたしは、わたしを求めない者に見いだされ、 わたしをたずねない者に自分を現した。 (…

「お言葉どおりに」ルカ1:26~38

説教 「お言葉どおりに」金井 望 6か月目に、御使ガブリエルが、神からつかわされて、ナザレというガリラヤの町の一処女のもとにきた。この処女はダビデ家の出であるヨセフという人のいいなづけになっていて、名をマリヤといった。 御使がマリヤのところに…

【聖句集】心が恐れに支配される時に

聖書を読むと、「恐れるな」という呼びかけが、たくさん出てきます。それくらい人は恐れることが多いのです。今あなたの心に恐れがありますか?もし、あなたの心が恐れに支配されているなら、しばらくの時間、あなたの頭の中の考えと、心の中の思いを、神に…

創価学会は仏教か新宗教か?

【序】仏教とは何か 「仏教とは何か」「キリスト教とは何か」これを問うてみることは、どなたにとっても有意義だと思います。両者の比較も興味が尽きないでしょう。ただし、仏教は広大無辺で、そもそも定義すら困難なものです。 創価学会は伝統的な仏教なの…

一粒の麦が地に落ちて

2016年4月3日 復活後第1主日 聖書朗読 使徒の働き7章54節〜8章3節 説 教「一粒の麦が地に落ちて」 金井望牧師 今年度は主日礼拝で「ローマ人への手紙」を連続して学ぶ予定である。今回と次回はその導入として、著者パウロ(サウロ)の回心について学び…

正統と異端

「異端」や「カルト」という言葉は、一般の新聞やテレビのニュース、インターネットなどでも、しばしば見聞きします。クリスチャンなら、教会を探す時に、「異端」とか「カルト」とか言われるところは避けようとするでしょう。しかし、「異端」「カルト」と…

カトリックとプロテスタント

いきなりですが、質問させていただきます。(1) カトリック教会とプロテスタント教会の違いを、ご存知でしょうか?(2) なぜプロテスタントは、カトリック教会から分離独立したのでしょうか?(3)プロテスタントで洗礼を受けていても、カトリック教会では聖餐(…

N.T.ライト著『新約聖書と神の民』の邦訳が出た!

現代の代表的な聖書学者のひとりであるN.T.ライトの主著『新約聖書と神の民』(The New Testament and The People of God)の邦訳(上巻)が、この12月に出版されました。新約聖書と神の民 上巻: キリスト教の起源と神の問題 1作者: N.T.ライト,Nicholas Tho…

ハデス(よみ)とゲヘナ(地獄)

フラ・アンジェリコ『黄泉へ下るキリスト』、1437-1446年頃、サンマルコ美術館聖書の世界観によれば、人の意識は、死によって消滅するのではなくて、死後も存続します。肉体という「外なる人」が滅びても、霊魂という「内なる人」が、それぞれに固有の人格を…

二王国論は間違いか?

Michelangelo "Viimne kohtupäev", Sixtuse kabeli lagi, 1536–1541 1.二王国論とキリスト王権論近年、日本で盛んになった福音派の社会運動に関して、問題の焦点がどこにあるのか、最近いくらか見えてきたように思う。なぜキリスト者・教会・超(協)教派団…